vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

鳥海山 二日目

2012-07-27 09:31:45 | お山
鳥海山2日目。

この日は下山するだけなので、
昨日と違い気を遣わなくて良いので気が楽。

朝、日の出1時間前の3:30起床。
身支度を整えて出発したのが4:00少し前。



(まだ暗いうちから歩き始めた)

外輪山をのぼって七高山のすぐ手前でご来光を
待つことに。



外輪山の稜線に出ると、東の空の太陽が顔を出すであろう所が
徐々に赤くなりはじめている。

北側は雲海が広がっていて、雲海の上に月山、朝日、
そして遠くに蔵王や飯豊を見ることができました。



朝のひんやりとした空気の中、
体中をキレイな透明なものが通り抜けていくようなあの感覚。
シフクノトキ。



そして4:30少し前、ご来光。
薄い雲が層になっているようで、若干にじんだような
日の出でしたが、充分きれいだったし感動しました。

いつまでも見ていたかったのですが、
太陽が出た直後に見れるという影鳥海に期待して
頂上小屋へ戻る。



あの雲の層が少し太陽を隠してしまっているので
どうなのかなぁと思いつつ、頂上小屋へと戻ると、
やはり光量不足でこの日は影鳥海はのぞめないそうだ。
うーん・・・
残念ではありますが、昨日の好天でのあの眺望や夕日、
夜の星空、そして見てきたばかりの雲海やご来光、、、
何もかもがとても素晴しかったので、正直あまり残念と
思いませんでした。
影鳥海は次回のお楽しみということですね◎

6:00の朝食までの時間、
部屋に戻ってパッキング。
娘のと合わせて二人分しなくてはならないので
ひと仕事です。
案の定、何がないかにがないとなり、超慌しかった。笑
ま、いつものことなんですけどね。

朝食を取った後は希望者だけで新山へ。
娘と女性メンバー一人が小屋でお留守番。

そしていざ新山へ!



頂上小屋のすぐ北側斜面に取り付き、
ごつい岩がゴロゴロと折り重なっている急な斜面を
両手両足フルに使ってガシガシと登る。




みんなどうしたの?ってぐらいスゴイ速さ。笑



あっというまに急な斜面はクリアして、
あとは新山目指してこんなとこや、





こんなとこを通り、




そして登頂成功~!



前回来たときより怖さは感じませんでしたが、
それでもやっぱり高所恐怖症な僕は
一動作一動作に気を遣いました。(^^;

みなでパシャパシャと撮影したあと、
今度は一段高いとこに立って、
いえ~いとしたがるメンバーたち。



「俺は怖いからしない」と、
早々に宣言。
僕以外の全員がいえ~いして、
さっ そろそろ下りましょかって
なるはずだったのに。



結局僕もいえ~いしました。
(みよ!この腰の引けっぷり!)

あー怖かった。

新山からの帰りは、達成感と開放感?も手伝って
華麗なジャンプをしてみたり。



この日の朝は、きれいなご来光に続いて
新山からの素晴しい眺望や腰引けいえ~いなどなど
朝から盛りだくさんでした。




今回の登山はきっと、僕の登山歴の思い出に残るものに
なるだろうなぁと、このときすでに感じていました。
それぐらい今回は何もかもに恵まれていましたー。

その後、頂上小屋に戻って身支度をして、
さっ!下山開始!(8:00)

せっかくなので外輪山の上を歩きながら下りましょうということに。


(外輪山からみた新山。さっきまであそこにいたのかー。)

すっかり太陽が昇った後も眺望の良さは続いていて、
遠くの山々や、昨日歩いた千蛇谷、日本海に鳥海湖を
眺めながらの気持ちの良い下山となりました。








そして午後2:00、
鉾立到着☆


(あと数十メーター!)

少々時間がかかりましたが、
無事メンバー全員そろって下山することが出来ました。

ほんとはビールでカンパイ!
と行きたいとこですが、そうもいかず
ジュースでカンパイ!



お互いの健闘を称えあいました。

今回の鳥海山登山は盛りだくさんな内容となり、
とてもすばらしかった。
登山に大変さは付き物ですが、それを超えるものがあるから
山に行くわけで、それが叶ったときの感動は
とても大きなものになります。

きっとこれからは今回の鳥海登山を超えるものに
出会うために山へ行くことになるんだろうな。
うーん・・
それはなかなか難しいかも!