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東京国立博物館 『運慶展』

2017-09-26 | 美術館・博物館
今日は、上野に出没。
今日から東京国立博物館で開催の『運慶展』に、
開幕日に参戦してきました。

開場時刻に行くと、入場待ちの規制に引っかかると思い、
少し時間をずらして、10:00a.m.頃の到着。
それでも、少し、フロー制御にかかってしまいました。

でも、それも、ほんの少し。
速やかに入場です。

最近、音声ガイドを借りることが多いのですが、
会場の混雑具合を見て、今回の音声ガイドは回避。

重要文化財指定は、デフォルト。
うっかりすると、国宝ですよ。
いやぁ、仏師運慶おそるべし。

興味を引いたのは、国宝の《八大童子立像》ですかね。
六童子しか居なかった気もしますが、一堂に会している様子は壮観。
よく見ていると、体が赤い童子と、白い童子とが居るんですね。
こう言う童子立像は、これまでも見た事がありましたが、
今回初めて気が付きました。
って言うか、古いものなので、結構色が落ちてしまっているんですが、
今回の立像は、色がくっきりと残っているので、
色の違いがはっきりと認識できたのでしょうね。

あとは、これも国宝ですが、
《無著菩薩立像》と《世親菩薩立像》。
見た目、完全に普通のお坊さんだなと思っていたら、
どちらも5世紀に、北インドに実在した学僧とのこと。
そりゃ、普通のお坊さんに見えるよね。
って言うか、かなりリアルなんですよね。
誰かモデルが居たんですかね?

あとは、重要文化財の《聖観音菩薩立像》
これは、美しいです。
愛知県瀧山寺のもので、寺外初公開。
中国とか、インドとかにはありそうですが、
日本にも、こんな美しい菩薩様いるんですね。

最後は、《十二神将立像》
十二神将立像は、いろんなものを見た事がありますが、
今回のものは、通常、
静嘉堂文庫美術館に子神・丑神・寅神・卯神・午神・酉神・亥神、
東京国立博物館に辰神・巳神・未神・申神・戌神、
いるのですが、42年ぶりに12体勢ぞろい。
ところどころ、コミカルな顔の神様もいて、
中々面白かったです。

最近、この手の仏像が関連する展覧会では、
みうらじゅんさんが絡んでくることが多いですが、
今回も、絡んでいました。
しかも、こんな感じで。

しのらーまでいた(笑)
クイズとかのイベントに参加すると、
色々と面白い事があるようです。








名称興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」
http://unkei2017.jp/
会期2017年9月26日(火) ~11月26日(日)
会場東京国立博物館 平成館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料
開館時間9:30~17:00
(ただし、金曜・土曜および11月2日(木)は21:00まで開館)
※入館は、いづれも閉館の30分前まで
休館日月曜日(ただし10月9日(月・祝)は開館)


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