
昨日の肌寒い天気から一転、蒸し暑い土曜日の今日は、
上野の東京都美術館で開催中の『バベルの塔展』に
行って来ました。
事前に調べてみると、「混んでいる!」と言う情報が多かったので、
開場直後の、9:35a.m.頃到着。
確かに、入り口では、入場者のフロー制御が行われていましたが、
中に入ってみると、言うほど「混んでいる!」という感じではありません。
むしろ、適度な感じの客の入りという感じです。
ヒエロニムス・ボス。
何やらけったいな絵画を描く画家と言う知識はあったのですが、
彼の現役の時代は、結構、人気のある画家だったようです。
不思議です。
現存する油彩画は約25点と、フェルメールよりも作品が少ないんですね。
知らなかった。
でも、何といっても、この展覧会は『バベルの塔』でしょう。
『バベルの塔』と言うタイトルの絵画は数多ありますが、
ブリューゲルの『バベルの塔』は、後にも先にも随一ですね。
細かいところまで書き込まれていて、
漆喰職人のところが白っぽくなっていたり、
煉瓦職人のところは赤っぽくなっていたり、
とにかく、細かい。
人は、数mmの大きさなのですが、人とわかるようにも描かれています。
いやぁ、凄いな。
ぶっちゃけ、この作品が見られたら毛で、満足。
ブリューゲルは、この作品の他、現存しない1点と、
現存する1点のバベルの塔を描いているのですが、
今回のバベルの塔が、一番完成度が高いようです。
最近は、音声ガイドを借りるのがデフォルトなのですが、
今日は、この後の予定があったので、音声ガイドは回避しました。
元TBSの雨宮塔子さんがサポーターで音声ガイドにも出ていたようなんですけどね。
展覧会から出た後にある撮影スポット。

通天閣、東京タワーとの比較になっています。
描かれている人の大きさから推定すると、
バベルの塔は500mを超える高さだそうです。
今回の展覧会では、『AKIRA』の大友克洋さんが
『INSIDE BABEL』と言う作品を制作。
入り口付近に展示されていました。

INSIDEと言うだけに、内側が描かれています。
これが、『INSIDE BABEL1』

これは、『INSIDE BABEL下絵(奥1)』

そしてこちらが、『INSIDE BABEL1』の明るさを調整して、
大友さんの下絵線画を合成した『INSIDE BABEL2』

中がよくわかりますね。
最後に。
展覧会公式キャラクターのタラ夫。

公式キャラクターのはずなのに、
ナゼか、目立たない片隅に置かれています。
タラ夫の説明。

一体全体、どういう事だと。
責任者を小一時間、説教したいと言ったら言い過ぎでしょうか?
上野の東京都美術館で開催中の『バベルの塔展』に
行って来ました。
事前に調べてみると、「混んでいる!」と言う情報が多かったので、
開場直後の、9:35a.m.頃到着。
確かに、入り口では、入場者のフロー制御が行われていましたが、
中に入ってみると、言うほど「混んでいる!」という感じではありません。
むしろ、適度な感じの客の入りという感じです。
ヒエロニムス・ボス。
何やらけったいな絵画を描く画家と言う知識はあったのですが、
彼の現役の時代は、結構、人気のある画家だったようです。
不思議です。
現存する油彩画は約25点と、フェルメールよりも作品が少ないんですね。
知らなかった。
でも、何といっても、この展覧会は『バベルの塔』でしょう。
『バベルの塔』と言うタイトルの絵画は数多ありますが、
ブリューゲルの『バベルの塔』は、後にも先にも随一ですね。
細かいところまで書き込まれていて、
漆喰職人のところが白っぽくなっていたり、
煉瓦職人のところは赤っぽくなっていたり、
とにかく、細かい。
人は、数mmの大きさなのですが、人とわかるようにも描かれています。
いやぁ、凄いな。
ぶっちゃけ、この作品が見られたら毛で、満足。
ブリューゲルは、この作品の他、現存しない1点と、
現存する1点のバベルの塔を描いているのですが、
今回のバベルの塔が、一番完成度が高いようです。
最近は、音声ガイドを借りるのがデフォルトなのですが、
今日は、この後の予定があったので、音声ガイドは回避しました。
元TBSの雨宮塔子さんがサポーターで音声ガイドにも出ていたようなんですけどね。
展覧会から出た後にある撮影スポット。

通天閣、東京タワーとの比較になっています。
描かれている人の大きさから推定すると、
バベルの塔は500mを超える高さだそうです。
今回の展覧会では、『AKIRA』の大友克洋さんが
『INSIDE BABEL』と言う作品を制作。
入り口付近に展示されていました。

INSIDEと言うだけに、内側が描かれています。
これが、『INSIDE BABEL1』

これは、『INSIDE BABEL下絵(奥1)』

そしてこちらが、『INSIDE BABEL1』の明るさを調整して、
大友さんの下絵線画を合成した『INSIDE BABEL2』

中がよくわかりますね。
最後に。
展覧会公式キャラクターのタラ夫。

公式キャラクターのはずなのに、
ナゼか、目立たない片隅に置かれています。
タラ夫の説明。

一体全体、どういう事だと。
責任者を小一時間、説教したいと言ったら言い過ぎでしょうか?
名称 | ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝-ボスを超えて- http://babel2017.jp/ |
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会期 | 2017年4月18日(火)~7月2日(日) |
会場 | 東京都美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生・専門学校生1300円、高校生800円、65歳以上1000円、中学生以下無料 ※4月19日(水)、5月17日(水)、6月21日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料。 |
開室時間 | 9:30~17:30 毎週金曜日は9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで |
休室日 | 月曜日 ※ただし、5月1日(月)は開室 |