
2015年最初の三連休中日、
東京国立博物館で恒例となっている『博物館に初もうで』に行ってきました。
最初に登場は、新春特別公開作品の快兼作《大黒天立像》。

東大寺に伝わるものだそうで、元々は、東大寺食堂に安置されるために
作られたものだそうです。
いきなり番外編。
《十二神将立像》です。

たしかNHKの『探検バクモン』で東京国立博物館に行った際、
学芸員の方が
「本当は方角とか、並べ方が有るんですが、
(この展示のは)EXILE見たいに並べてみました(笑)。」
と言っていたもの。
確かに、そう(EXILE見たいに並べたと)言われてみると、そう見えます。
一階で目につくのは、このくらい。
「どこに新春関連の展示は有るのかなぁ?」
と思いながら二階へ。
これは、中央大階段の踊り場に有る花飾り

見事に見えますが、実は梅など花は針金などで継ぎ接ぎされています(苦笑)。
と言う事で、二階についてみると、二階に「初もうで」の特別コーナーがありました。
今年は未年と言う事で、羊に因んだ作品が一同に集められているとのことですが、
ちょっと期待はずれ・・・。
このままでは、「来ただけ損だ!」と言うことなので、
この後は、新春特別公開作品や、
トーハクナビの「今日のおすすめ」を中心に見ていくことにしました。
正月ということで、おめでたいものを中心に選ばれているようです。
最初のこれは、トーハクナビ「今日のおすすめ」《火焔型土器》です。

東京国立博物館ニュースでもフィーチャーされています。
教科書でも、よく見かけるタイプの土器だと思います。
今回の新春特別公開作品で、一番混んでいたのがこれ。
長谷川等伯の国宝《松林図屏風》

混んでいて、中々クリアショットを撮ることが出来なかったのですが、
一瞬空いたので、何とか撮ることが出来ました。
右隻・左隻別々に撮らざるを得なかったので、左右の大きさが違ってしまいました。
国宝ですが、極めてシンプルな屏風ですねぇ。
侘び寂びと言うか、禅と言うか、そう言う精神を感じます。
こちらは、トーハクナビ「今日のおすすめ」《聖徳太子絵伝 第一幅》

太子16歳~21歳までの10の出来事が記されています。
上部が16歳で、下に向かうに連れて年齢が上がり、一番下が21歳。
こちらは続きの《聖徳太子絵伝 第二幅》

太子22歳~29歳までの10の出来事が記されています。
こちらの作品は、ワークシートのクイズ対象作品。
羊は一匹でしょうか?
せっかくなので、《聖徳太子絵伝 第三幅》

太子薨去の年~24年後までの出来事が記されています。
図の一番下には乙巳の変が描かれています。
新春特別公開作品の伝紀貫之の《寸松庵色紙》

『古今和歌集』四季の歌を抜き書きしたものだそうです。
こちらは、同じく新春特別公開作品の伝藤原行成の《升色紙》

先の《寸松庵色紙》と、この《升色紙》、
今回は写真を撮りませんでしたが《継色紙》を合わせて、
三色紙と言うそうです。
って言うか、その三作品で三色紙と言うならば、
《継色紙》の写真も撮るんだったな。
これは、『源氏物語』の“夕顔”。

フジテレビで話題になった『昼顔』って、
これに掛けているんでしょうか?
トーハクナビ「今日のおすすめ」鉄舟徳済の《賈島詩》

こちらもトーハクナビ「今日のおすすめ」《大井戸茶碗 銘 有楽》

織田有楽斎や紀伊国屋文左衛門が所持していたと伝えられます。
新春特別公開作品の一休宗純《七言絶句「峯松」》

今日は何時にもまして、外国人観光客が多かったような気がします。
その外国人観光客が興味深げに見ていたのがこちら《紺糸威南蛮胴具足》

こちらもトーハクナビ「今日のおすすめ」でもあります。
榊原康政が、関ヶ原の合戦直前に徳川家康から拝領した具足だそうです。
こちらもトーハクナビ「今日のおすすめ」池大雅《西湖春景銭塘観潮図屏風》

新春特別公開でトーハクナビ「今日のおすすめ」でもある《群鶴蒔絵硯箱》

新春特別公開作品の堆朱楊成《松竹梅堆朱盆》

新春特別公開作品の《色絵荒磯文鉢》

伊万里です。
トーハクナビ「今日のおすすめ」、円山応挙《虎嘯生風図》

虎が生き生きと描かれています。
新春特別公開作品の《能面 翁》

新春特別公開でトーハクナビ「今日のおすすめ」でもある
《狩衣 紺地桐角紋散模様》

公家が狩りに行く時に着用した着物らしいのですが、
これを着て狩りなんて出来るのかな?
トーハクナビ「今日のおすすめ」、《小袖 薄黄縮緬地縞島取梅枝模様》

本館に展示されていた作品はこれまで。
東洋館に移動します。
ふと本館を見ると、こんな垂れ幕

謹賀新年は、英語でNew Year's Celebrationなのかな?
羊にも、新年にも関連していませんが、可愛かったのでついパチリ。

イランで出土した《色絵人物文鉢》
12~13世紀のものだそうですが、なんか、図柄がコミカル。
マンガみたいです。
こちらは、ワークシートのクイズ対象作品《揺銭樹》。

台座に羊!
これもワークシートのクイズ対象作品《画像石 羊の頭部》

中国山東省臨沂市出土。1~2世紀の後漢時代のもの。
いやぁ、面白かった。
って言うか、見るものが多すぎて困りました(苦笑)。
東京国立博物館で恒例となっている『博物館に初もうで』に行ってきました。
最初に登場は、新春特別公開作品の快兼作《大黒天立像》。

東大寺に伝わるものだそうで、元々は、東大寺食堂に安置されるために
作られたものだそうです。
いきなり番外編。
《十二神将立像》です。

たしかNHKの『探検バクモン』で東京国立博物館に行った際、
学芸員の方が
「本当は方角とか、並べ方が有るんですが、
(この展示のは)EXILE見たいに並べてみました(笑)。」
と言っていたもの。
確かに、そう(EXILE見たいに並べたと)言われてみると、そう見えます。
一階で目につくのは、このくらい。
「どこに新春関連の展示は有るのかなぁ?」
と思いながら二階へ。
これは、中央大階段の踊り場に有る花飾り

見事に見えますが、実は梅など花は針金などで継ぎ接ぎされています(苦笑)。
と言う事で、二階についてみると、二階に「初もうで」の特別コーナーがありました。
今年は未年と言う事で、羊に因んだ作品が一同に集められているとのことですが、
ちょっと期待はずれ・・・。
このままでは、「来ただけ損だ!」と言うことなので、
この後は、新春特別公開作品や、
トーハクナビの「今日のおすすめ」を中心に見ていくことにしました。
正月ということで、おめでたいものを中心に選ばれているようです。
最初のこれは、トーハクナビ「今日のおすすめ」《火焔型土器》です。

東京国立博物館ニュースでもフィーチャーされています。
教科書でも、よく見かけるタイプの土器だと思います。
今回の新春特別公開作品で、一番混んでいたのがこれ。
長谷川等伯の国宝《松林図屏風》

混んでいて、中々クリアショットを撮ることが出来なかったのですが、
一瞬空いたので、何とか撮ることが出来ました。
右隻・左隻別々に撮らざるを得なかったので、左右の大きさが違ってしまいました。
国宝ですが、極めてシンプルな屏風ですねぇ。
侘び寂びと言うか、禅と言うか、そう言う精神を感じます。
こちらは、トーハクナビ「今日のおすすめ」《聖徳太子絵伝 第一幅》

太子16歳~21歳までの10の出来事が記されています。
上部が16歳で、下に向かうに連れて年齢が上がり、一番下が21歳。
こちらは続きの《聖徳太子絵伝 第二幅》

太子22歳~29歳までの10の出来事が記されています。
こちらの作品は、ワークシートのクイズ対象作品。
羊は一匹でしょうか?
せっかくなので、《聖徳太子絵伝 第三幅》

太子薨去の年~24年後までの出来事が記されています。
図の一番下には乙巳の変が描かれています。
新春特別公開作品の伝紀貫之の《寸松庵色紙》

『古今和歌集』四季の歌を抜き書きしたものだそうです。
こちらは、同じく新春特別公開作品の伝藤原行成の《升色紙》

先の《寸松庵色紙》と、この《升色紙》、
今回は写真を撮りませんでしたが《継色紙》を合わせて、
三色紙と言うそうです。
って言うか、その三作品で三色紙と言うならば、
《継色紙》の写真も撮るんだったな。
これは、『源氏物語』の“夕顔”。

フジテレビで話題になった『昼顔』って、
これに掛けているんでしょうか?
トーハクナビ「今日のおすすめ」鉄舟徳済の《賈島詩》

こちらもトーハクナビ「今日のおすすめ」《大井戸茶碗 銘 有楽》

織田有楽斎や紀伊国屋文左衛門が所持していたと伝えられます。
新春特別公開作品の一休宗純《七言絶句「峯松」》

今日は何時にもまして、外国人観光客が多かったような気がします。
その外国人観光客が興味深げに見ていたのがこちら《紺糸威南蛮胴具足》

こちらもトーハクナビ「今日のおすすめ」でもあります。
榊原康政が、関ヶ原の合戦直前に徳川家康から拝領した具足だそうです。
こちらもトーハクナビ「今日のおすすめ」池大雅《西湖春景銭塘観潮図屏風》

新春特別公開でトーハクナビ「今日のおすすめ」でもある《群鶴蒔絵硯箱》

新春特別公開作品の堆朱楊成《松竹梅堆朱盆》

新春特別公開作品の《色絵荒磯文鉢》

伊万里です。
トーハクナビ「今日のおすすめ」、円山応挙《虎嘯生風図》

虎が生き生きと描かれています。
新春特別公開作品の《能面 翁》

新春特別公開でトーハクナビ「今日のおすすめ」でもある
《狩衣 紺地桐角紋散模様》

公家が狩りに行く時に着用した着物らしいのですが、
これを着て狩りなんて出来るのかな?
トーハクナビ「今日のおすすめ」、《小袖 薄黄縮緬地縞島取梅枝模様》

本館に展示されていた作品はこれまで。
東洋館に移動します。
ふと本館を見ると、こんな垂れ幕

謹賀新年は、英語でNew Year's Celebrationなのかな?
羊にも、新年にも関連していませんが、可愛かったのでついパチリ。

イランで出土した《色絵人物文鉢》
12~13世紀のものだそうですが、なんか、図柄がコミカル。
マンガみたいです。
こちらは、ワークシートのクイズ対象作品《揺銭樹》。

台座に羊!
これもワークシートのクイズ対象作品《画像石 羊の頭部》

中国山東省臨沂市出土。1~2世紀の後漢時代のもの。
いやぁ、面白かった。
って言うか、見るものが多すぎて困りました(苦笑)。