わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

美術館を梯子

2017年09月20日 16時35分22秒 | 美術館

 

サントリー美術館で「狩野元信展」、上野の西洋美術館で「アルチンボルト展」

 

狩野元信展はサントリー美術館の友の会向けの講演会&内覧会。

やはり解説を聴いてから作品を見ると、なんとなく分り易い。

元信は狩野派の始祖狩野正信の息子で、かの狩野永徳の祖父。

正信がどちらかと言うと漢画(水墨画)であるのに対し、元信はそれのみならず「やまと絵」に
も秀でていました。

彼は工房を構えて作品を制作していました。狩野派が師の模写を徹底的にするのはこれに由来す
るのかもしれません。 
 


午後は上野に移動しアルチンボルト展。

彼の絵はいろんな素材をパーツにして肖像画を画く。

当然細かい処をつぶさに見ようと思い、双眼鏡を持参したのですが・・・・・

なんと上の階のコインロッカーに置き忘れてきた。

結局肉眼で見たのですが、その発想が面白い絵画でした。

動物や植物、はては静物までパーツとして使った楽しい肖像画。

当然モデルになった神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世もユーモアにあふれた人ではないかと。


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