来年3月にティツィアーノの『ウルビーノのヴィーナス』が初来日しますが
こんなお話が・・・
ヴィーナス(ギリシャ神話ではアフロディーテ)は海の泡から生まれた女神です。
そして海の中から現れてキプロス島に上陸しました。
ヴィーナスの誕生:ボッチチェリ
ヴェネチア(ヴェニス)は人工的に埋め立てられて陸になりました。
つまり、ヴィーナスと同じで、海から浮かび上がったと言うことです。
両者の名前が似ていることにお気づきでしょうか?
そんな経緯もあり、ルネサンスの頃のヴェネチアでは、
ヴィーナスについて特別な思いがありました。
ヴィーナスの裸体画を最初に描いたのもヴェネチアの画家たちです。
ヴェネチア派の巨匠ジョルジョーネは『眠るヴィーナス』を描いています。
ただ、ジョルジョーネは比較的若くして亡くなりました。
ティツィアーノは、ジョルジョーネの死後彼の作品いくつかに筆を入れ完成させたといわれています。
ティツィアーノはジョルジョーネのその優雅さに影響を受け、
あの、『ウルビーノのヴィーナス』を描いたと言われています。
おまけにもうひとつ、ミロのヴィーナス
国立西洋美術館URL:
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibition/future.html
展覧会サイト http://www.venus2008.jp
きっと、また、信じられないくらいの激混みなんだろうなぁ~!!
8月~12月の予定できます
楽しみですね