goo blog サービス終了のお知らせ 

わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

《没後170年記念 仙・センガイ・SENGAIー禅画に遊ぶー》

2007年09月09日 00時22分59秒 | 美術散歩

出光美術館で開催中の
《没後170年記念 仙・センガイ・SENGAIー禅画に遊ぶー》
会期:2007年9月1日(土)~10月28日(日)
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

  

9月7日(金)に行ってきました。
6時から学芸員の八波浩一先生のレクチャ-も拝聴してきました。
禅僧である仙の真髄は
「指月布袋画賛」「鏑図」「蛙」の3点に集約されると言うことでした。
布袋様の絵は、実際に月がなくても、天を指差すことにより月を暗示しているとのこと。

    
      指月布袋画賛


それは、目には見えなくても「禅の修行をするということ」に通じるのだそうです。
鏑は、坐禅と同じで、デンと座っていて、しかも瑞瑞しい。
蛙は、いつも座っているので座禅をしているのかと言えば、
自分では座禅をしていることに気づいていない。
これが「禅の心」だそうです。
わん太夫には、分かったような分からないような・・・

   
     □△○

これに関連して、学芸員の解説があります。
 MARUNOUCHI SEMINARIO アートサロン
       センガイ─禅画からひも解く素敵な晩年─
______________________________

「博多の仙がいさん」から「世界のSENGAI」へ。本アートサロン7回目
の今回は、そのあいだをとったカタカナの「センガイ」に注目します。
水墨表現に巧みでありながら、うまく描くのではなく、ユーモアあふれ
る禅画で教えを広め伝えた、博多の禅僧・仙がい。その作品の大半
を所蔵する出光美術館より、9月1日から10月28日まで行なわれる
「仙がい・センガイ・SENGAI」展の企画担当学芸員八波浩一氏をお招き
して、博多から世界へ飛躍した仙がいの姿や、禅についてお話しいただ
きます。

日時:10月4日(木) 19:00-20:30(18:30受付開始)
場所:MARUNOUCHI CAFE 2F
講師:八波浩一(財団法人出光美術館 学芸員)
参加費:¥2,000( 1drink・「仙がい・センガイ・SENGAI 」展鑑賞券1枚付)
主催:MARUNOUCHI CAFE
企画協力:出光美術館 http://www.idemitsu.co.jp/museum/

詳細・申込はコチラ↓
http://www.marunouchicafe.com/seminar/index.html#1004