わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

尾形光琳のこと

2006年09月23日 22時15分39秒 | 美術散歩
俵屋宗達ばかり褒めていますが、
実は、わん太夫は尾形光琳の大ファンでもあります。
MOA美術館所蔵の「紅白梅図屏風」や根津美術館所蔵の『燕子花図』、
東博所蔵の『八橋図の箱』などもう大好きです。
「好き」に、理由はありません。
八橋蒔絵螺鈿硯箱全体:尾形光琳 八橋蒔絵螺鈿硯箱上部(蓋):尾形光琳


MOA美術館
根津美術館
東京国立博物館



再度、出光美術館へ

2006年09月23日 21時46分39秒 | 美術散歩
金曜日の夕方、再度出光美術館に行く事になりました。
前回行ったときに図録を買うのを忘れたからです。
図録を買うだけ帰ろうと思いましたが、せっかく来たのですから、
もう一度じっくりと見ることに。今度3者を一同に見ることができる時は
わん太夫が娑婆から冥土に住まいを変えているかもしれません。
なんせ、66年ぶりですからね。
今回はかなり混雑していました。
取り合えずぐるっと回り、ひと気の減ったのを見計らって、もう一度宗達の前へ。
低い姿勢で見ていたら、隣に立っていた若い女性も、
何を思ったのか、やにわに座ってしまいました
そして、「おお、おっ!!」と声を発して、何か感動した様子でした。
そうすると、隣にいた別の若い女性も、いきなり姿勢を低くしゃがみ込み
{うわ~」と一声。やはり何か感じ取ったみたいでした。
わん太夫は、昔から写真を撮っていましたが、カメラの目線をちょと変えるだけで、
全く雰囲気の変わった作品になることがあるんです。
作者の意図を意識して鑑賞するのもいいかもしれません。