kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

長岡天満宮

2010-04-30 18:32:52 | 京都

菅原道真をお祀りする「長岡天満宮」のある辺りは

菅公が在原業平らと遊んで、詩歌、管弦を楽しまれた場所でした。

その後、大宰府に左遷される時、この地に立ち寄られ、

    

『我が魂長くこの地にとどまるべし』 

    

と名残りを惜しまれました。

その所以で没後、ここにお祀りされる事になったといいます。

     

Img_8337 社殿

     

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天神さんと言えば、「牛」 やはりこちらにも鎮座していました。

     

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また学問の神様でもあり書道上達を祈願し、1月1~3日には「奉納書初」があります。

    

Img_8332 筆塚

        

Img_8323 菅原道真公の歌碑

     

このたびは 幣もとりあへず 手向山

     紅葉のにしき 神の間にまに

                (百人一首)

      

        

       

       

境内の紅葉庭園 「錦景園」 にありました。

菅原の道真の歌といえば、

     

東風ふかば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ

     

歌からも菅公の、左遷に対する悔しさが伝わりますが、

亡くなったあと、京の都では次々と災いが起きて、菅公の祟りでは…、と恐れられ

そこから「天神信仰」 が始まったといいます。

       

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長岡天満宮の東にある池を、「八条ヶ池」 といいますが、

この池を造られた「八条宮智仁親王(はちじょうのみや としひとしんのう)」に因んで、名付けられています。

この池は、江戸時代 寛永15年(1638) 当地一帯を領した親王が池を開き、

農業用のため池として今日まで利用されて来ました。

中堤にある参道を挟んで「きりしまつつじ」が、今、燃えるような赤色に咲き見事でした。

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