今日はお彼岸の中日
彼岸花は忘れずきちんと咲いてました。
「彼岸」 と言う言葉、漠然と使いますが意味はどんなでしょう。
「彼岸」 とは仏教用語で梵語の 「波羅蜜多・はらみつた」 を
漢訳した言葉 「到彼岸・とうひがん」 が元になってるそうです。
意味は、
「此岸・しがん」 「彼岸」
煩悩に満ちた世界 解脱した悟りの世界
現世 極楽浄土
こちらの岸 あちらの岸
…ややこし…(;一_一)
亡くなった先祖の霊はあちらの世界に住むとされ、
なので彼岸の日にお墓参りをする…
…
また、春分、秋分の日には太陽は真東から昇り真西に沈む。
阿弥陀仏の極楽浄土は西方浄土とも言い、西にあるとされる。
そのことから、
彼岸の中日に太陽の沈む所に極楽浄土があると考えるのだとか。
春分には「牡丹餅」 秋分には「お萩」 その季節の花の名で呼びますが、
もう一節。
サンスクリット語 「bhukta(飯)」 + 「mridu(柔らか)」
この読み方が転じて、「ぼたもち」 になったとか。
日本の法令で、春分の日、秋分の日の主旨は、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」
なるほど、秋のお彼岸の頃は実りの季節真っただ中。
梨、ぶどう、りんご、おいしいお米 ♪
彼岸花が目を引き付け、お墓参りに行かなくちゃと思い起こします。
いい祝日だったのですね。
そろそろ太陽が、真西に沈む頃だし…
極楽浄土はどの辺なのか…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます