kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

桜島に句碑がありました

2018-11-12 15:57:03 | 旅行

 

 5日、6日と桜島を見ているうちに、行ってみたくなりました

鹿児島港からフェリーに乗って15分で、行けるそうです

高校の修学旅行以来、

??年ぶりの桜島上陸をしよう!

 

パンフレットに、著名な俳人の句碑がある、と案内されています

 

ちょっと時間が気になりますが、とにかく歩こう!

と、溶岩なぎさ遊歩道というところを歩きました

右側には、青い海と緑豊かな山、中腹にまで建物が見えます

 

前日はあそこから桜島を見ていたわけですか

鹿児島市街との間が、錦江湾、コンサート会場はどれかな?

とか思いつつ…

 

10分ほど歩いたら、

 

この階段をのぼると、

 

 

熔岩色を重ねて古りて冬ざれて   高濱年尾(1900~1979)

 

この方は高濱虚子の長男さんだそうです

熔岩色(らばいろ)と読むとは、全然知りませんでした

 

ここからまた、同じくらい歩くと今度も、

 

 

また、階段の上に句碑があるのですね

 

 

黒い桜島折れた銃床海を走り  金子兜太

 

よう分からん…

と思ったのですが、家に帰って撮った写真を見ていますと、

 

 

右から錦江湾に向かって、細く陸が伸びています

茶色く見えるのは熔岩が長年、潮や風にさらされ変色してしまったのかな?

 

昭和35年に詠まれた俳句だそうですから、半世紀前

その時は黒い熔岩が勢いをもって海に突き進んでたのでしょうね

 

この辺り、大正熔岩と書いてありまして、

桜島の噴火で近年一番規模の大きな時のものだそうです(1914年の噴火)

 

 

 

なぎさ遊歩道からは、生い茂った木々の向こうに桜島が半分見えます

 

松をたくさん見かけました

薄もたくさん

 

根付いて噴火で枯れて、また育ってまた噴火して

何度も繰り返してるのですね

活火山で、いつも噴煙を上げているようです

 

地元の方は、慣れてしまっておられるのでしょうか…

 

旅行最終日、列車の時間が気になるので、早めにまたフェリーで

鹿児島港へ戻りました

 

芭蕉、一茶、蕪村、子規くらいしか知らなかったのですが、

金子兜太、高濱年尾、覚えました♪

名前だけですが(^-^; 

 

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