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思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

直虎が竜宮小僧になる時 五

2017-02-12 12:27:07 | おんな城主直虎

 

 

戦国ドラマは今までは、教科書にも挙がる英雄を取り上げることが多かったですが、

 

最近の傾向として、強大な国の周りを固めたであろう小国の名もなき人々を

 

檜舞台に立たせることも多くなったと思います。

 

今年の、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」 も然り。

 

そんな、名もなく貧しく美しき人々が、

 

何を思い

 

どのように生き、

 

どのように死んで行ったか。

 

今日は井伊家と深い繋がりのある「龍潭寺」のお坊さんたちに着目してみました。

 

 

龍潭寺の住職 南渓和尚(小林薫さん) 

 

 

井伊直平の子で直虎の大叔父にあたります。

今川家の人質となった「佐名」のお兄さん。

 

 

直虎がまだ「おとわ」時代から、直虎に危機が迫るとひょっこり現れて、

窮地から救ってきた感じがします。

 

というか、直虎が自ら切り抜けるように仕向ける、

深~~いおことばを投げ掛けてきた。

 

禅問答のように。

 

かと思えば、

 

 

 

お酒好きで道のお地蔵さんに供えてあるお酒でも饅頭でも、ひょいっと頂いてしまう、

 

ま、生ぐさ坊主とでも言うか…

 

得体の知れない人。

 

でも、やっぱりその奥には卓越した人を感じます。

 

 まるで、仙人

 

 

そのお弟子さん、「昊天・こうてん」(小松和重さん)

 

理性派です。

 

物静かな人で、おとわが出家した時からあれこれと教育していました。

 

この入門後のおとわの奮闘ぶりはもっと見たかったなあ~

 

どんな修行をするのか、話が展開すると思ったのに、サラッとスラッとスルーでした。

 

 

昊天さん、龍潭寺の知識人で教育係というところでしょうか。

 

どこかのお寺にこのまま入られても誰も疑わない。

 

本物感!

 

 

同じく南渓和尚の弟子「傑山・けつざん」(市原隼人さん)

 

名前からしてもう、肉食系と感じてしまってます(^_^;)

 

ま、禅宗のお坊さんはお肉食べたらあかんか

 

お寺の決まり事なんぞ、何も知らずに軽い気持ちで入門した次郎法師。

 

傑山さんは、次郎が足取りも軽く門をくぐって行くところを、

 

門の外へ抱えては投げ、抱えては投げ、容赦なしでしたね。

 

「僧兵」 と言う言葉が戦国時代の話によく出て来ますが、

 

比叡山の僧兵 VS 織田信長

 

比叡山を焼打ちにしたのは、僧兵があまりにも力を付けすぎていたから、という事も

 

理由のひとつでした。

 

傑山さんのぐっとにらんだ顔、こわいですね~

 

でも、おとわの出家前でもその自由奔放な行動を案じ、

 

そっと見守っていた姿がありました。

 

多分、南渓和尚の指示と思いますが…

 

これから先も、ボディガードの様に次郎を支える心強い存在なのでしょうね。

 

 

昊天さんと傑山さん、お二人とも実在人物だそうです。

 

そして、傑山さんは、南渓和尚の後継者となるのです。

 

龍潭寺の僧侶の皆さん、なかなか個性的で、この先の活躍が楽しみです。

 

今日は、第六回 「初恋の分かれ道」

 

どうなるのでしょうね。

 

ではまた、井伊谷にて

 

 

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