堺2区の野鳥調査に行ってきました。
全体に鳥は少ないですが、冬に鳥がたくさんいた部分が堺市の海浜工事ため(写真上)、おおかたの鳥は生物共生型護岸(写真下)に移り、少しにぎわっていました。
今日見た鳥はイソシギ、チュウシャクシギ、ヒドリガモ、マガモ、カワウ、アオサギ、コアジサシなどです。チュウシャクシギは磯が好きなシギですが、生物共生型護岸でカニを捕えていました。効果が出ていますね。積石の部分は鳥たちにとって重要な餌場です。
砂の上に残るアオサギの足跡、干潟の干出で残された魚を採っていたのでしょうか。
昨年ケリの声が聞こえていたシャープ敷地は静かでした。周辺の草地ではヒバリ、セッカがさえずっていました。
堺市の人工海浜では、袋詰め雑石工というのをやっていました。石を金属ネットでくるんで海底に置くものです。土留めのような役割をするのでしょうか。こういうものを作る作業を現地でするとは知りませんでした。