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元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

愛犬「あき」7歳の誕生日

2016-11-17 23:30:12 | 愛犬「あき」

きょうは、愛犬「あき」7歳の誕生日 。
 
毎年この日は同じ話をしてるけど、「あき」は保護犬なのでホントの誕生日はわからない。
 
線量が最も高く、今も帰還困難区域の浪江町赤宇木で取り残されていた彼は、震災1か月半後に関東の動物愛護団体の方に保護され、他にもう一頭保護された子と一緒にスクリーニング検査を受けてから車に乗せられ、震災直後の動物愛護施設はどこも満杯だったので、はるばる静岡県の伊豆にある「ドッグフォレスト ペットケアセンター」まで運ばれて保護された。
 
彼はここで1年半ほど大事に育ててもらい、一方わが家はその頃先代犬が他界してちょうど次の子を探していた頃で、「あき」とはどこかで赤い糸が結ばれていたのか、この伊豆の施設で彼に会ったのが運命の出会いとなり、縁あって我が家に迎えることになった。
 
そして我が家にやって来たのが、4年前のきょう11月17日。
なので、わが家ではこの日を誕生日にしている。

家に来た最初の1ヶ月は、夜になると寂しくて遠吠えばかり繰り返し、真夜中の2時とか3時に毎晩起こされてなだめる日々が続いたり、室内で過ごしたことなんて無かった(だろう)から状況が解らず、鏡に映った自分の姿を見て、他の犬が迫ってきたと恐れて鏡に向かって本気で威嚇したりとか、環境変化のストレスから部屋中のモノを何でも噛んでしまい、正直大変でこのまま我が家で飼えるのか・・・と思った時期もあったけど、それも今では懐かしい思い出。
 
それから早いもので4年。 3歳くらいで家に来たので、もう7歳。そろそろ高齢犬の仲間入りとなってきた。
 
自分が度々「あき」の話題をアップしてるのは親バカだからだけど、もう一つ色んな大変な経験をしても、線量が一番高い所で過ごした動物でも、こうして日々元気に毎日幸せに生きていること、そして救出した方、伊豆で育てて下さった方をはじめ、たくさんの人びとの連携プレーがあったことで彼の命がつながれたことを多くの人に知ってほしい・・・という想いを込めている。
 
ウチに来てくれてありがとう、「あき」。



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2 コメント

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幸せなあきちゃん (AWSママ)
2016-11-19 16:27:10
コメント遅くなりました。
読んでいて涙が出そうになりました。
助かって今幸せになっているあきちゃんと苦労しながら
穏やかな室内犬になるまでのyoshyyさんの努力に感激しました。私からもありがとう!と云わせて頂きます。
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Unknown (AWSママさんへ(yoshyy))
2016-11-19 23:04:41
突然の環境変化、しかも度々は犬も混乱しますよね・・・。

人間ももちろん大変でしたでしょうが、言葉が解らず状況が判断出来ない動物たちもどの子も精一杯がんばったんでしょうね・・・。

23日伺います。よろしくお願いします。
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