愛犬「あき」と歩く上野公園の一角に、あまり知られないこんなレトロな西洋建築の建物がある。実はコレ、京成電鉄の昔あった駅。その名も〝博物館動物園駅〟
東京23区内ながら、エキナカのある現代の賑やかな駅と比べたら想像もつかない石造りで装飾の多い重厚な駅舎。説明文を読むと昭和8年築というから80年も前の建物。
天井の細かい装飾、凝ったデザインの柱の独特な景観は、廃駅となった今も〝文化の森 上野公園〟に十分溶け込みたたずんでいる。
そして、いま地元NPO市民グループが、この駅舎を活かして「官」の公園の文化施設と、地域の「民」の文化施設の融合を目指し働きかけしているという。