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元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

yoshyyが、福島の話題をブログで書き続ける理由。

2013-05-07 20:52:22 | ふくしま応援!!

yoshyyが頻繁に福島に関する話を載せていて、〝福島県民じゃないのに何故?〟って、思う方もいらっしゃるかと思う。今日は、そんな話に触れてみたい。

 

yoshyyが今慕う方に、東北文化論を専門とする民族学者の赤坂憲雄先生という方がいらっしゃる。

その赤坂先生が、震災・原発事故後の福島を想う人々が集う「ふくしま会議」のHPの「ふくしまの声」というコーナーで、次のコメントを書かれている。

 

この想いが、今のyoshyyが抱いている想いを同じなので、転載させて頂く。

 

ふくしまの声 赤坂 憲雄

 

三・一一以降、福島の人々は地震・津波の被災に留まらず、原発事故とその風評被害によって、これまで体験したことのない苛酷な状況を強いられている。

 

いまだに生活の場や仕事を奪われ、県内外に避難をしている人々が少なくとも十万人を越える状況が続いている。そうして、福島の人々の多くが、厳しい対立と分断を抱えながら、生活や仕事にかかわる将来設計のビジョンを描けずに苦しんでいる。

 

 わたしたち一般社団法人ふくしま会議は、福島の声を世界に届けることを願いつつ、「ふくしま会議」を開催している。生々しい現場からの声を多くの人々が共有し、広く発信する場として一定の役割を果たすことができた。厳しい状況のなかにあっても、あくまで前向きに生きようとする人々が、確実に姿を現わしている。

 

そうした人々が情報を交換しながら、あらたな人と情報と知恵のネットワークを築かねばならないと思う。その現実に触れて、わたしたちは雑誌とブログなどを組み合わせたメディアが必要だと感じるようになった。

 

 もっとも苛酷な状況下に置かれている福島の人々にとってこそ、みずからが「メディアになる」ことが切実なテーマと化している。たんなる受け身の情報の享受者から、積極的な情報発信の拠点の担い手へ。それはおそらく、これからの福島の復興と再生にとって、何よりも大切なテーマとなっていくにちがいない。

 

たとえば、風評被害に苦しむ若い農業経営者がみずから「メディアになる」ことによって、都会の消費者とじかに繋がることが可能になるのかもしれない。

『ふくしまの声』はそうした草の根の動きにたいしても、ひとつの先駆的なモデルを提供するとともに、積極的にかれらとの連携の道を探っていくことになるだろう。

 

 県外に避難している母と子どもの孤立が深まっている。県内に留まった人々とのあいだに生まれた対立の溝もまた、かぎりなく深い。『ふくしまの声』はこの対立と分断を越えるためにも働きたい。

 

二度にわたる「ふくしま会議」に参加した人々は、いかなる意見の表明に対しても敬意をもって耳を傾けることの、かけがえのない尊さを学んだ。

『ふくしまの声』は、そうした初志を忘れることなく、徹底してやわらかく開かれた情報と言説の場を提供することになるだろう。この『ふくしまの声』からは、多様な形での「メディアになる」動きが始まるにちがいない。

 

 それがさまざまな声が出会い、寄り合い、入り会う場へと育ってゆくように、全力を尽くします。

 たくさんの思いを共有する人々の御参加を、心より願っています。

 

この、伝えたい想い、情報発信していく想い、共有こそyoshyyが書き続けている理由・・・。

 

「ふくしま会議」のHP 

「ふくしまの声」のHP      Photo_3 Photo_4

 

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