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元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

盲導犬訓練所を見学

2010-09-09 22:43:51 | 日記

先週、「富士ハーネス」という盲導犬訓練所へ見学に行ってきました。

場所は富士宮市の朝霧高原近くで、広大な敷地に新しく建つ訓練所で、ラブたちが訓練を受けてました。

盲導犬が足りないと言われる中、4年前に新設されたハーネスとの事で、いま「日本盲導犬協会」全体で、年間50頭が厳しい訓練をクリアして、盲目の方とのペアが出来てるそうだ。

見学は毎日OKだけど、実際に訓練してるエリアは立入禁止、その代り14時~デモンストレーションがあって、盲導犬を引退した犬が「PR犬」として活動を紹介してくれる。

実演の中で“さすが!”と感じたのが、歩く先が危険な場所のとき、盲導犬が主人の前に直角に立ち塞がり、行く手を阻止したこと。いくら主人が行こうとしても体を張って守っていた。

デモ見学後は、引退犬とのふれあいタイムで、その中にはナント18歳になる元盲導犬もいてビックリ。盲導犬は、仕事の負担が大きいから早く昇天する子が多いと聞くし、ラブだから元々そんなに長寿犬種じゃないのに!

館内には各種グッズショップもあり、売上げの一部が運営費に回るので何点か購入。本当の訓練風景は見れないものの、有意義な見学でした。

20100904 ←富士山麓に建つ「富士ハーネス」

この右側に訓練犬舎が広がる

20100902 ←広く活動PRが目的なので、見学は、観光客でも、ワンコ連れでも歓迎している。

20100904_2 ←デモンストレーション風景。右の職員さんは、自身が全盲の方で、実体験を話される。

20100904_3 ←これが、行く手を阻む様子。この後、階段に行こうとすると、すんなり歩き出した。

20100904_4 ←館内には「看取り室」もあった。犬生の最期には、この部屋に長年連れ添った主人やパピーウォーカーも駆けつけ、共に過ごせるようになっているという。犬・主人双方とも満たされた別れとなるのでは・・・。