”JEANS ENVERS 40 32 SIZE”ある古着屋で見付け、一目惚れして買い付けた「デニムの裏生地を表使いにしたジーンズ」のご紹介です。ブランド名は、タグから判断出来ませんが、フランス製の40/32サイズということはわかります。立体裁断されているようで、履いた時のシルエットも美しく、面白いデザインのヒップポケットも、綺麗に見えます。何と言っても「裏返し」デニム素材の生み出す生地感が独特で、わかる人にはわかる良さがあります。今後履き込んでいくうちに、どんな表情に変化してゆくか楽しみな一本とも言えるかもしれません。デニム好きの方、デザイナーの遊び心に付き合える方、こんな変わり種のジーンズ、試してみては如何がでしょうか。
”VINTAGE GILLET EN CUIR NOIR riri ZIP”上質な分厚い黒革素材に、冬でも温かいウール織りの裏地使い、最高級の「riri」ジッパー付きの逸品をご紹介致します。ブランドタグ類は付いておらず詳細は不明ですが、そのしっかりとした作りから名のあるメーカーが製作したのではないかと思われます。サイズ表記もありませんが、177cm62kgの自分がタイトなライダースジャケットを着てその上から重ね着出来るぐらいですので、Lサイズ相当だと思われます。左右脇にベルト式のアジャスターも付属しているので、若干のサイズ調節は可能です。この秋冬用お洒落アイテムとして取入れてみては如何がでしょうか。
”GAP PARIS BLOUSE BLEU 48 SIZE A・B”二着同時に発掘することが出来た、軍モノなのか民間用なのかナンバリングが珍しい、初見のブランド「ギャップ・パリ」製紙タグ付きデッドストック品、おそらく1950〜60年代頃のフレンチワーク定番青コットン生地使いアトリエコートのご紹介です。ベルトの留め具と内ポケットのタグ、ナンバリング位置と数字が微妙に異なっておりますが、サイズとデザインは同じです。かなりのロング丈で177cmの自分が試着してみると、裾の位置が足首近くまであるので、背が高い人向けにお薦め致します。ゴマシオアトリエコートを既にお持ちの方、二着目に選んでみては如何がでしょうか。
”BLOUSE CIVIL 96 95 Y 83 BLEU COTON 48-50 SIZE”付属サイズ表記のタグから推測するに、かってフランスの国営会社、現在は民間で運営されている会社(例えばEDF・GDF・FRACE TELECOM・LA POSTE・SNCF・AIR FRANCE etc)で働く人達に支給されていたと思われる、デザインと品質が良い青コットン素材のコート。この手のアトリエコートでは珍しく両胸ポケット、袖口がゴム入りリブ状に仕上げられております。軍モノもそうですが、民間に支給されていたモノも、国の威信を掛けて作られていたことがうかがえる、状態もサイズ感も悪くない貴重な一着です。レアモノ好きの方、コレクション用には勿論のこと、人と被らない普段着用に選んでみては如何がでしょうか。
”ETOILE DE FRANCE '40s BLEU 44-46 SIZE”V字ポケットの意匠から1940年代頃のモノと推測出来る、フレンチワーク定番ブルーコットン素材のジャケット、以前にも何回か出会ったことのあるブランド「エトワール・ドゥ・フランス」製のタグ付き逸品のご紹介です。赤味の入らない使い込まれ色落ちした青の美しい色目、ザラついた生地感が良い雰囲気を醸し出しております。サイズ表記はありませんが、177cm62kgの自分が試着した印象では、袖が短く少し小さめなので44〜46サイズ相当だと思われます。ポケット類の大きさも絶妙で、V字意匠もデザインポイントとなっております。70年以上前に使われていたであろう歴史の刻まれた一着、当時のフランスに思いを馳せながら着こなしてみては如何がでしょうか。
”VESTE CHINOIS COTON BLEU INDIGO L SIZE”フランスに渡った中国移民達が着ていたと思われる「チャイナジャケット」のご紹介です。タグにはフランス語で「VERITABLE SHANGHAI PREMIER CHOIX」英語風に言うと「リアルシャンハイ、ファーストチョイス」なる謳い文句が書かれております。特徴のあるチャイナボタンこそ残されておりますが、本来のマオカラーデザインではなく丸襟、フレンチワークジャケット仕様にディティールが変更されており、フロントポケットも左胸ポケット、左右脇ポケットの三つポケット仕様、更に右胸内ポケットも付いており、使い勝手も良いです。おそらくインディゴ染めだと思われる粗い薄手コットンの生地感と色落ち具合も素晴らしく、多少の傷みは見受けられますがスペシャルな逸品だと思います。夏にちょっと羽織るにも最適な一着、普段着用には勿論ですがコレクション用にも如何がでしょうか。 http://encore-boutique.blogspot.fr/2016/06/french-china-work-set-up.html