パリ蚤の市便り-1901／デザイン椅子緑生地張り肘掛け椅子茶生地張り01

かなり使い込まれた印象で、生地表面に多少味が出ている”デザイン椅子緑生地張り肘掛け椅子茶生地張り”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内で見掛けました。向かって右側の椅子は、何とも言えない色目の緑生地張り座面背当て一体型のフレームとシートが、独特で個性ある雰囲気を醸し出しております。座り心地も良さそうな、段々に分かれたクッションもユニークです。高さを調整出来るアジャスター機能も施されているようです。フレームと星形ベースは一体成形された、アルミダイキャスト製のようです。オフィスや会議室用使われていたモノなのか、シンプルなデザインながらも上質な趣を漂わせております。お値段はセットで500€近くでした。向かって左側の肘掛け椅子は、右側と同じ椅子にアルミ製の肘掛けパーツが取り付けられ、表面生地の色目が茶色の別バージョンらしく、ディレクタークラスが座ることを許されていたモノでしょうか。クラス感漂う、また違った存在感があります。お値段は200€近くでした。皆さんはこの二種類の椅子、どちらがお好みですか？個人的には、珍しい色目の緑生地張りタイプに興味を惹かれました。