
以前、タイプライターを探して欲しいという、お客様の依頼を受けて、蚤の市やアンティーク市、アンティーク屋を、あちこち探し廻っていた時に、偶然見掛け買い付け日本に送った「パリから東京へお届けモノ-001/ステノタイプ:速記用タイプライター黒アイボリー01」 http://www.remake-club.com/product/90 「パリから東京へお届けモノ-002/ステノタイプ:速記用タイプライターオリーブ銀01」 http://www.remake-club.com/product/91 他、何度かご紹介させて頂いております”ステノタイプ:速記用タイプライター銀アイボリー”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店にて格安で買い付けたモノです。購入した業者さんの説明では、タイプライターの一種で、行政等で使われる、特別なモデルとのことでした。気になってサイト上で色々調べてみると、同じ「音」を省略し記号化する速記型のタイプライターで、裁判所や同時筆記や表示の必要な場で、現在では電子式のモノに変わり、現役で利用されているようです。フランスで最初のモデルは、1827年に考案されたようです(ウィキペディア参照 http://fr.wikipedia.org/wiki/Sténotype)。これらのモデルの詳しい製造年はわかりませんが、フランスの「Stenosype」メーカー「Grandjean」のモノで1910年から生産が始まったようです(参考サイト http://brocante8869.transvente.com/11469_stenotype-grandjean.shtml )。一般のタイプライターよりキー数が少なく、ピアノの鍵盤に近い作りとデザインの良さは抜群で、飾っておくだけで満足出来る内容です。色目も、銀ボディーにアイボリーのキーが渋い印象です。キー配列といい、ボディーのフォルムといい、ブランドロゴやプレートデザインも格好良いです。合皮製の収納ケースは、鍵が付属しておらず施錠されたままの状態ですが、印刷用リボン、説明書兼1962年7月2日の日付が書かれた保証書も付属しておりました。皆さんは、Stenotype/ステノタイプ:速記用タイプライター、どのように思われますか?個人的には、初めて見付けてからというもの、そのデザイン性と完成度の高さに一目惚れしてしまいました。デザインプロダクト、飾る為のオブジェ、単純にモノとして美しいので、個人的にもいつかは欲しいと思いました。次のサイトで、似たタイプをご覧頂けます。http://www.typewriter.be/grandjean.htm

























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