こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

パリ蚤の市便り-1386/ヘーリット・トーマス・リートフェルト1918年レッドアンドブルー02

2012-02-20 00:17:26 | パリ蚤の市便り
以前にも一度だけ、近所の蚤の市ヴァンヴで見掛けたことのある”ヘーリット・トーマス・リートフェルトレッドアンドブルー”は、個性的なフォルムと強烈な配色に特徴があります。オランダで1917年に始まったデザイン運動「デ・スティイル」の思想を反映している椅子です。このグループには、後に脱退してしまう新造形主義を主張したピエト・モンドリアンも在籍しておりました。確かにこの椅子のフォルムと配色は、モンドリアンの描く絵画の立体版とも言えそうです。椅子としての機能を追求した、無駄の無いパーツとサイズ構成です。存在感があって、一度見たら忘れられない記憶に留まる、名作椅子の一つです。以前ご紹介させて頂いたことのある、オランダにコネクションのある業者さんによる出品でした。お値段は1000€近くでした。皆さんは、数ある名作椅子の内、このレッドアンドブルーは如何がですか?個人的には、いつかは手に入れてみたい憧れを抱く椅子の一つです。


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