パリつれづれなるまま に買い付け-1591／inconnu veste blanchi en coyon marron

”inconnu veste blanchi en coyon marron”
パリは、本日も朝から激しい雨が降り続いており、ここ数日は雨ばかりで少々憂鬱です。雪でも降れば風情もあるかと思いますが、それはそれで大変かもしれません。さて気を取り直してクリスマス気分を上げて、少しでも元気になるファッションをご紹介してゆきたいと思います。とある蚤の市で見付け個人的に一目惚れし即断即決で買い付けたモノです。茶太畝コーデュロイ生地にブリーチをかけて、ジャクソン・ポロックのアート作品のような、またはペンキ跡の残る画家や塗装職人の仕事着のような仕上がりを生み出している、おそらく同じ模様のモノは二つとない一点モノです。引き取り手が見付からなかった場合には、自分で責任を取って着こなそうと企んでいるモノの一つでもあります。特にどこかの著名ブランド品という訳ではありませんが、クオリティーも高い嬉しいフランス製タグ付きの逸品です。ベーシックなデザインながらも作り手の意図を大いに感じることが出来る毒の利いた、パンクスピリッツのあるこんな一着、普段使いは勿論のことパーティーシーンにもサラッと羽織ってみては如何がでしょうか。人とは違ったファッションを体現したい方、個性的なフランスヴィンテージをお探しの方にもお薦め致します。