こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

パリつれづれなるまま に買い付け-1588/ancien Loupe binoculaire réglable

2017-12-08 08:01:07 | パリつれづれなるままに買い付け
”ancien Loupe binoculaire réglable”
こんなモノまで仕入れるようになるとは、夢にも思っておりませんでした。とある蚤の市で見付け、何だかわからないままも、外身の使い込まれて味の出たアルミ箱の格好良さに惹かれて買い付けてみました。その後中身を調べてみると、かなり特殊な希少品のようで、勉強不足で詳しいことはわかりませんが「調整機能付き双眼拡大鏡」という、特別な作業に従事する専門家向け道具の一つのようです。今回自分は初見のモノですが、かってはそれなりの数が存在していたのでしょうか。機能的には単純で、コの字状レンズフレーム枠内へ黒革ケースに収納された4枚の四角いレンズを差し込んで、アジャスターで角度を調整し使用するようです。見た目もかなり奇妙なデザインで、マニアックな雰囲気のあるこんな逸品、探されていた方や興味を持たれた方、この機会を利用されて取り揃えてみては如何がでしょうか。蒐集家の好奇心を刺激されるような、面白いモノの一つだと思いました。 http://www.antiq-photo.com/spip.php?article1241