こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

パリつれづれなるままに買い付け-920/SANFIL J.L.PARIS AVEC ETAU POLIS 01

2016-02-27 14:50:57 | パリつれづれなるままに買い付け
最近注目しており、多く買い付けている逸品”SANFIL J.L.PARIS AVEC ETAU POLIS”をご紹介させて頂きます。「サンフィル・ジー・エル・パリ」は、ジェルデランプ・リヨンに比べてマイナーですが、1950年代~70年代にはアトリエランプ分野では、競合していたものと思われます。名前の通り、配線コードが外側に露出しておらず、内包されている構造も、ジェルデに対向してのことと考えられます。色目も、ジェルデを意識しての展開でメタリックグリーンやグレー色が多く、アトリエや工場には最適だとも言えます。グラランプに似た形状の細長いシェード、個性的で独特なフォルムをしたジョイントパーツも格好良いです。こちらの勉強不足で、スイッチはオリジナルかどうかわかりませんが、悪くはない印象です。ソケットは捩じ込み式のモノに替えられており、一般の電球が使えるので便利です。今回も、レアなオリジナルクランプ固定パーツ付きで、インダストリアルデザインにピッタリのポリッシュ加工タイプです。かなり使い込まれ、所々に傷や凹凸、錆も見受けられますが、それも味となって良い雰囲気を醸し出しており、十分に使える保存状態です。皆さんは、これからイチオシのパリブランドヴィンテージインダストリアル系アトリエランプ、どのように思われますか?個人的には、既にジェルデランプをお持ちの方にも、次に選ぶ照明として候補に挙げて頂きたいと思っております。ジェルデ好きでも高くて購入出来ない方、パリブランド好きの方にも勿論、お薦め致しております。