ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

東京五輪2020の競技が始まった

2021-07-21 20:44:48 | スポーツ
東京五輪2020の競技が始まった。
開催に関して賛否両論あるなかで、とにかくその時期を迎えてしまった。
そんな 感じがする。
私の中では、1980年のモスクワ五輪のボイコットにつぐ、残念な大会になっている。
開催するにせよ、しないにせよ、これだけ望まない声が多いのはなかなかない。

東京開催が決まったときは、「お・も・て・な・し」が国民全体の合言葉になった。
なのに、もてなす対象がずいぶん縮小されてしまった。
チケットの獲得があれほど高倍率でむずかしかったのに、ほとんどが無観客開催となってしまった。

通常の熱狂とはいささか冷めた形で迎えた五輪。
さっそく選手の感染という事態も起こっている。
だが、選手たちの意思と五輪開催にはなんの関係もない。
政府や都やIOCにはいろいろ言いたいこともあるが、まずはせっかくの開催なのだから、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮してくれることを期待したい。

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「老いる意味 うつ、勇気、夢」(森村誠一著:中公新書ラクレ)を読む

2021-07-20 22:27:19 | 読む


森村誠一氏が老人性うつにかかって苦しんだということは知らなかった。
だが、新聞広告に、本書の紹介広告が載っていて気になった。
森村氏といえば、われわれが学生時代だった頃、角川映画とタイアップした小説たちで有名だ。
俗に「証明三部作」と呼ばれたものがあった。
「人間の証明」「青春の証明」「野性の証明」。
どれも長編小説だったし、読みごたえのある重厚な作品だった。
あの頃硬派に感じた森村氏が、老人性うつを経験して今どんなことを語って(書いて)いるのか、興味が湧いた。
また、高齢者の仲間入りをする自分として、老いる意味をどうとらえていけばよいのかを考える一助となることも、ちょっぴり期待した。

読後、確かに勇気をいただいた。
余生などと考えずに、自分らしく生きることを求めていくことが最も大事だということだ。

未来に目を向ければ、今の自分が一番若い。
たしかにそうなのだ。

身体が老いたり、病を経験したりしても、心を含めてすべてが老いてしまうわけではない。
たしかにそうなのだ。

生きる意欲を持って日々を楽しむこと。
そういう姿勢を持っておくことで、人生を充実させられる。
過剰に老いを恐れず、永遠に自分の可能性を追求する姿勢を持っておく。
たしかにそうなのだ。

森村氏は、88歳になっても夢を持ち続けている。
私も、具体的な夢を持ち、これからの人生を生き生きと過ごしていきたい。
さて、どんな夢を描いてみようか?
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梅雨が明けると、苦手な季節…の理由

2021-07-19 21:33:43 | 自然・季節
梅雨が明けてから数日がたつ。
熱海の捜索作業はまだ続いているというのに、すっかりそのニュースは少なくなった。
梅雨の間には、かなりの量の雨が降っていた。
その間に、わが家の野菜たちには変化が。
あまりに雨が降って、土の状態が悪くなったのか、キュウリとミニトマトが何らかの病気になってしまったのか、一気に枯れてしまった。
ミニトマトは、たくさん実をつけこれからが楽しみだと思っていたのに、梅雨が明けたら一気に枯れてきてしまった。
残念!

反対に、俗に雑草と呼ばれる植物たちがずいぶん成長した。
隣家との境界にある、かつての農道にも、また様々な種類の雑草が生えてきていた。
その姿をたくましいと思いつつも、病のもとになる虫たちの住まいになってしまうようでは困るのだ。
だから、それなりにがんばって草取り作業を行った。
【before】


【after】



ただ、私の皮膚は、虫刺されや草かぶれに、非常に弱い。
だから、ここでも埼玉でも草取り作業をするときには、皮膚が露出しないように気をうつかのだが、作業しているときに気づかないうちに、虫や強い葉などに皮膚が触れることがあるようだ。
虫刺されのような湿疹が腰や胸、腕などに出始めた。
服にその箇所が触れると、かゆいことかゆいこと。
て、かゆいというより痛がゆい。
仕方がなく、行きつけの(?)皮膚科に行って、塗り薬と飲み薬をもらってきた。
それですぐ治るわけではない。
最低一週間は、このかゆみとたたかわなくてはならない。
ああ、憂うつだ。
厳しい暑さだけでもいやなのに、皮膚病になりやすい夏は、どうも苦手だ。
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新潟県出身女子プロゴルファー、若林舞衣子プロ、ママでの優勝おめでとうございます!

2021-07-18 21:38:36 | ひと
スポーツは見るのもするのも好きだが、しそうでしないままここまできたスポーツがゴルフ。
そのわりには、女子ゴルフのテレビ中継などは結構よく見る。
男子ゴルフに比べて見る回数が多いのには訳がある。
それは、女子ゴルフだと新潟県出身のプレーヤーが3人もいるからである。
加茂市出身の若林舞衣子
新潟市出身の高橋彩華
新発田市出身の石井理緒
彼女たちの活躍が楽しみなのである。

ただ、この3人の中で、優勝経験があるのは、若林だけなのが残念だ。
だが、高橋も石井も、首位で最終日を迎えたことはある。
早くその栄誉をつかんでほしいと思っている。

さて、先週も今週も、各ゴルフツアー最終日、YOUTUBEのゴルフ中継にくぎ付けになっていた。
それは、若林舞衣子の活躍である。
先週は、堀琴音とプレーオフにもつれ込み、惜しくも3ホール目で敗れ去った。

若林は、世界ジュニアでの優勝などを引っ下げて2007年プロゴルフテスト合格。
以後、2008年SANKYOレディースオープンで初優勝。
2012年の西陣レディスクラシックでツアー2勝目をあげた。
ジュニアでの実績に比べ、プロ入りしてから華々しい活躍をしていたわけではないまま、2016年、結婚した。
そして、翌年、アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIで久々の優勝。
ツアー3勝目をあげのだった。
2019年に出産、2020年にツアーに復帰した。

ここまで見てきたら、柔道の谷亮子の言っていた言葉を思い出した。
「田村で金、谷でも金、ママでも金」
なんだかよく似ている。
独身時代に優勝、結婚して優勝。
だから、やるからには、今度はママになって優勝、という新しい栄誉に輝いてほしいなと思っていたのだった。

そうしたら、先週のニッポンハムレディスクラシックでは、初日から上位につけ、最終日を首位で迎えたから、YOUTUBEのライブ中継でずっと応援して見ていたのだった。
それが、惜しいところで追いつかれ、プレーオフで涙を飲んだのだった。

今週、GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ(長いなあ!)も首位で最終日を迎えたから、今週こそと期待してスコアを注視してきた。
今週も、終盤までトップを維持してきた。
特に、先週のツアーの第3ラウンドからボギーなしで、今日の第4ラウンドの13番ホール
まで、85ホールの連続ノーボギーという女子プロゴルフの新記録も樹立した。
こんなに安定して、連続ノーボギーの記録まで立てたのだから、それを優勝で飾らせたいという思いで見ていた。

ところが、今週も最終18番で野澤真央に追いつかれ、2週連続のプレーオフとなってしまった。
今週は、夫や子どもも同行していた若林。
チャイルドカーで寝てしまった子ども。
手にゴルフボールを握ったまま寝ている姿がよく映し出されていた。
なんとか優勝してほしい。

その願いが通じたのは、プレーオフ2ホール目。
バーディーパットがホールに蹴られた野澤に対し、若林はしっかりと決めて見せた。
ママでも優勝。
子どもを抱っこした若林は、子どものために指を立て「静かに」という仕草をしながら、優勝の喜びに浸っていた。
その様子を見ても、よかったなあ、と思った。
プレーオフでの優勝は、3回目で初めてだったとのこと。

もし2週連続プレーオフ敗退なんてなったら、どれだけ落ち込むか。
でも、その精神的につらいところを、自分の力でちゃんと栄冠をつかんで見せたのだから、さすがだ。
いやあ、よかった、よかった。
おめでとう、若林舞衣子プロ!
これからも、ママさん選手の底力を見せてほしいな。

最近上位で安定した成績を残している高橋プロ、石井プロもがんばれ~!
新潟県出身の女子プロゴルファー3人の活躍をますます期待しよう!
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強い当たりにも疑惑のジャッジにも負けずに引き分けに持ち込んだ ~アウェイ京都戦~

2021-07-17 22:20:54 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ、第23節。
後半戦の第2戦だが、今日の試合の後、リーグは東京五輪で約3週間の中断となる。

アルビレックス新潟は、アウェイで京都サンガF. C.と対戦。
前回対戦では、1点が取り返せず、ホームで0-1で敗れている。
今回こそ勝って、京都を抜いて2位で中断に入りたい。

先発メンバーは、前節と同様。
1トップに谷口、2列目にロメロ、高木、星の布陣。
ボランチには、福田、高。
DF陣は、藤原、舞行龍、千葉、堀米。
GKは小島。

前節、栃木をあれだけ押していたのだからと、今日も期待したのだが、新潟は前回以上に強度の強いプレッシャーをかけてきた。
当たりも強く、ファウル覚悟で来た。
だが、実際にひどいファウルであっても、主審がカードを出さないものだから、京都のプレーは自然と荒くなった。
なかにはひじ打ちなども見られた。

その強さに負けたわけではないが、前半34分に、京都に先制された。
ピーター・ウタカからのパスを受けた荻原がペナルティエリアに進入、左からゴールを決めた。
去年夏からシーズン終了まで新潟に在籍していた荻原の、京都移籍後初ゴールだった。
またしても、「恩返し」のゴールを決められてしまった。

前半をそのまま終了。
チャンスらしいチャンスもつかめずにいた。
京都の前半のシュート数は8,うち枠内シュートは5。
新潟は、シュート数わずか3本で、枠内が1。
それでもボール支配率は、京都46%、新潟54%。

どうなるかと思ったが、アルベルト監督は、後半からロメロを代えて島田を起用。
これをきっかけに、後半は、新潟が相手エリアでプレーする展開が増えた。
新潟が攻勢に出ると、それまでカードを出さなかった主審が、やけに新潟の選手たちに対してカードを出すようになった。
後半だけで、高、舞行龍、高木、島田と4枚も出した。
なのに、京都のファウルは取らない。
70分には、ペナルティエリアで藤原が後ろから手を使って倒されたが、おとがめなし。
それを後悔したのか、新潟ばかりのファウルで京都にも出さないわけにはいかないのか、後半3枚合計4枚のカード発出。
ちょっとこの辺で、レフェリングに文句を言ってはいけないとは知っているが、あまりにホームびいきなので、不公平感を感じた。

そんな展開であったが、試合の主導権を握った新潟は、75分、パスをつないで星と交代して出場した本間からのボールを、高木が中央から決めた。
京都のスタジアムのピッチは荒れていたから、多少バウンドに変化があったのかもしれないが、キーパーが取り切れず、ボールはゴールに吸い込まれた。
新潟、同点に追いついた。

足を痛めて、トレーナーから「×」印を出されながらも本間はもう一度ピッチに戻ってプレーを続けるなどアクシデントもあった。
そんな条件下であっても、攻勢は続いたが、決勝点は生まれなかった。
残念だ。
しかし、強い当たりにも疑惑のジャッジにも負けず、勝ち点1を手にする強さを見ることができた。

今節、首位磐田が山形に敗れ、新潟と引き分けた京都が首位に立った。
新潟も、首位とは勝ち点3差という近さである。
ただ、そうこうしているうちに、甲府や山形が差を詰め、上位に迫ってきた。
後半戦も、接戦が多くなりそうだ。

後半戦の2試合で、前節栃木には勝ち(前半戦は引き分け)、今節京都には引き分け(前半戦は負け)と、着実にどの試合も前半以上の勝ち点を挙げている。
中断明け後も、いいサッカーを続け、攻撃力をさらに高め、勝利を多くつかんでほしい。


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夕焼けを楽しむ

2021-07-16 22:14:53 | 自然・季節
梅雨明けしたら、暑くなった。
昨日も今日も真夏日。
今日は、昨日以上によく晴れた。

夕方になると、夕焼けがきれいに見えるようになった。
空の写真を撮るのが好きな娘のマイ・ブームは、夕焼け写真の撮影。
それにつられて、私も引っ張り出されてしまった。

今日は、外に出たとき、飛んだあとを少し残しながら、空高くを飛ぶ飛行機を見付けた。


その方向には、月も光っていた。


やがて、飛行機は見えなくなった。


西の空の夕焼けが次第に濃くなってきた。


撮り方によっては、こんなにも濃い夕焼けの写真が撮れた。


そして、西の空の一番星が次第に光を増してきた。
金星だ。


日没からの夕焼けをゆっくり楽しむことができた。
こういう夕暮れをゆったりした気分で楽しむのも、なかなかいいものだね。


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「あじさい寺」(北川とみ)を聴きたくなる

2021-07-15 21:58:53 | うた

梅雨が明けたが、まだあじさいは見ごろを過ぎたとは言えない。
ピークを過ぎたものもあるが、まだきれいなものも多い。

こんな時期、学生時代に聴いた歌で、毎年のようになぜか聴きたくなる歌がある。
それが、北川とみの「あじさい寺」という歌だ。



あじさい寺といえば、さだまさしがグレープ時代に歌った「縁切寺」が有名。
その歌では、彼女と一緒に鎌倉を訪ねた時に、別れにつながると悪いから縁切寺に行くことだけは強く拒まれた。
なのに、その後その彼女から別れの言葉を言われたという内容の歌だった。

この北川とみの「あじさい寺」は、
女性の方が、かつて彼氏と一緒に来たあじさい寺を一人で訪ねた。
すると、なんとその彼氏がかわいい子を連れて来ていたのを見かけ、雨の中逃げるように石段を駆け降りる。
…というようなストーリーの歌。

一番でも二番でも、サビでは、

昔々 このお寺に 駆け込んだという 女の人の 悲しみが 痛いほどわかる

という歌詞が歌われる。

「雨」「あじさい」「別れ」
わずか3分余りの短い歌だったが、ドラマチックな悲恋が歌われている。
そういう歌の中の主人公の女性が、いじらしくてかわいそうに感じたものだった。
レコードを買って聴くほど好きだったわけではないが、梅雨の時期になると不思議に頭の中にイントロが流れ、「一人来たのよ あじさい寺に」と口ずさんでしまう。

CD化はされなかったようだが、今は便利な世の中、YOUTUBEで聴きたいときに聴くことができる。
改めて聴くと、多感ではあったが微妙な女性の心など知る由もなかった若かった頃の、酸っぱい思い出もよみがえるような気がする。

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何とも早い梅雨明け宣言

2021-07-14 20:41:44 | 自然・季節
へえ~。
新潟県を含む北陸地方が、梅雨明けしたって。
今日の午前中に新潟地方気象台から、もう梅雨明けの発表があった。
今年の梅雨入りは、6月18日ごろで平年より7日ほど遅かった。
なのに、梅雨明けは、平年より9日早いのだそうだ。
そして、去年より18日も早いことになる。

それなのに、今日の夕方には、中越地区で大雨警報が出ていたぞ。
昨日も、あれだけ豪雨災害が出ていたのに、九州地方や中国地方で梅雨明けのニュースが流れていた。
…なんだかなあ…。
その後も大雨警報が出ていた地域もあった。
それなのに、梅雨明け宣言して本当に大丈夫なの?…と思ってしまう。

だってさあ、梅雨明けってことは、もう夏本番だってことだよ。
近年の夏は、猛暑じゃないか。
それだっていうのに、そのうえその猛暑の夏が長く続くということになるじゃないか。
うーん…、年輩者にとってはキツイぞ。
梅雨明けが遅ければ、夏が短くなっていいと思うのだが…。

最近は、北米での50℃超の気温のニュースを聞いているし、暑さに対する不安の大きい梅雨明けのニュースである。
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真剣にプレーして楽しむ 大谷の姿がいいなあ

2021-07-13 21:55:38 | スポーツ
真剣にプレーして楽しむ。
MLBの大谷の姿を見ていると、いつもそれを感じる。

以前は、日本人がプレーしていて笑みを見せたりすると、「何をへらへら笑っているんだ」と非難されていた。
それは、自分が若かったときもそうだったし、大人になった自分が子どもたちに対してものを教えるときもそうだった。
真剣にやっているときは、笑いなど起こらない。
そんな考えが一般的だったように思う。

それから時代が大きく変わってきたことを感じる。

自分の力を最大限に引き出すには、真剣にやることはもちろんだが、緊張して力を出し切れないようではいけない。
力が十分発揮できるように、適度にリラックスしなくてはいけない。
リラックスするには微笑む余裕が必要だ。
そして、やっていることが楽しくなくては。苦しいばかりでは、やることの意味がない。
こうした感覚が一般的になったなあ、とつくづく思う。

すばらしい実績を重ねながら、自身が「うつ」状態に陥ることを語った大坂なおみ選手は、きっと苦しいことが楽しいことよりもあまりにも多くなってしまったのだろうなあ。
自分の人生なのだから、真剣にやっているのなら、そのことについて周囲からいろいろ言われる筋合いはないのだ。

今日の、MLBオールスター前のホームラン競争を見ていて、1回戦で負けてしまったけれど、大谷は自分の感情を出して、楽しんでいた。
勝たねばならない、という周囲からの期待を受け止めながら、「(連続してホームランを打つのは)きつい!」とか「疲れた!」とか言いながら、笑顔で堂々と(?)自身の気持ちを表す正直な姿を見せていた。
応援して見ていた方が負けた悔しさを見せていたのに、本人は、「すごく楽しかったです」と笑顔で答えていた。
その姿は、ちっとも違和感のない、人間らしい姿であった。

やっぱり、楽しくなくっちゃ。
真剣にプレーして楽しむ。
今日も、大谷はその素晴らしさを見せてくれた。

さあ、明日は、オールスター本番。
打順1番、ピッチャーで先発する大谷が、真剣にプレーして、めいっぱい楽しむ姿を見せてもらうことにしよう。
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これこそ今季の新潟のサッカーという試合で快勝! ~ホーム栃木戦~

2021-07-12 11:04:42 | アルビレックス新潟


サッカーJ2リーグ第22節、後半戦開始。
アルビレックス新潟対栃木SC。



前回対戦したときのアウェイでの一戦は、先制したものの逆転された。
アディショナルタイムで同点に追いつき引き分けた、きわどい試合であった。
昨日ここに書いたように、新潟がハードワークしてくる相手から先制点を挙げて試合を進めることができるか、そこにまず注目した。

案の定、栃木は、ボールを保持しようとする最初から激しくプレスをかけてきた。
ボールを奪ったら前線に放り込んで攻め込もうという作戦。
出だしの10分くらいは、本当にガツガツきていた。
だが、今日の新潟は、それは想定していていなしながら試合をしていた。

そこには、今まで以上の「アルベルト監督が求める新潟のサッカー」を感じることができた。
まず、先発メンバー。
ボランチに、大けがをしてから8か月ぶりのホーム戦となる福田が入った。


左の本間至恩のポジションには星を入れ、右にはロメロフランクを入れた。
このメンバーが、大活躍していた。
まず、ロメロフランク。
敵がファウルも辞さず止めに来るところでも、倒されない。
前への推進力がすばらしかった。
さらに、星。
左のサイドで、ライン際に張りながらも、ボールを失わない。
相手が厳しく来ても、堀米や千葉と互いに連携して、速いパスを通していた。
そして、なんといっても、福田。
復帰2戦目とは思えないほど、よく動き回る。
ボール奪取ばかりではなく、前方への素早いパスで、新潟のチャンスを拡大した。
おかえりなさい。
よく大けがから戻ってきた。
気持ちの強さと積み重ねてきた努力に、「あっぱれ!」を送ります。

チームの戦い方も意思が統一されていた。
栃木が高いボールからチャンスをつかもうとするが、セカンドボールを奪取していくのは、新潟の方が多い。
選手たちが、栃木以上に1人あるいは2人でボールをねらいに行き、自分たちのものにすることが多くあった。
そこから、速いパス回しでゴール前に迫り、チャンスを確実に決める。
12分と31分の高木善朗のゴールは、そうやって生まれたものであった。
星が、普段の高木と同じ動きをするから、高木はいつもよりもファウルを受ける回数も少なく、余裕をもってゴール前に進むことができていた。

後半、追加点が欲しいところでのFW谷口のシュートも圧巻であった。
ペナルティーエリア深くに進入したが、角度がないところから、それを決めるのかという豪快な一発をお見舞いした。
たびたびGKのボールに圧力をかけに走って行った谷口。
前節の磐田戦といい今回といい、シュートチャンスを豪快に決める強さがすばらしかった。

後半の終盤には、前新潟の顔だった矢野貴章の、昔を思い出させるような(?)PK失敗という幸運もあったが、3-0で試合終了。
前回対戦とはまったく異なる完勝だった。
後半戦、快勝ですばらしいスタートを切った。



この試合終了時点でのメンバーを見ても、前半戦での先発の顔ぶれとそん色ない。

それだけ充実した戦力が整ってきていると言える。
今までの相手だと、高木と本間をマークすれば、新潟を抑え込めると考えて戦ったチームが多かった。
しかし、今日のような戦い方ができれば、どんな相手でも蹴散らすことができるのではないかと思えた。
本当に、見ていて楽しかった。
これこそが、今季の新潟のサッカーだ。
このサッカーを、充実・継続・発展させよう。



次節は、アウェイで京都を倒して前回の雪辱を果たし、まずは2位浮上といこう。

Visca Albirex !!

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