すばらしい!
18年ぶりに東京六大学を制した立教大が、全日本大学野球選手権大会でも優勝を果たした。
その優勝がなんと59年ぶりだという。
私がまだ赤ん坊だった時以来である。
記憶にあるはずがない。
(なのに、テレビの実況アナは「59年前はまだ生まれていなかった選手たち。もちろん優勝の記憶はありません。」なんておバカなことを話していた。)
東京六大学のリーグ戦優勝も18年ぶりであったが、まだ記憶にはある。
しかし、59年ぶりはすごい。
なんでも、長嶋巨人終身名誉監督(長い!)がプロ入りした年以来の優勝だという。
すごいじゃないか。
テレビで初回から観戦し、応援していた。
さっそく1点の先制を許したときは、「あー、やっぱり立教だなあ…。」と、40年余り前の立教最弱期に学生時代を過ごした私は、思ったのであった。
しかし、弱い時代を知っているので、決勝で戦うチームであるだけでもうれしいのだ。
何とか1点でしのいだ直後の1回裏、立教も1死からチャンスを作った。
2点タイムリーに、3ランホームラン!
5点も取って、ひっくり返した。
不安定な先発投手だったが、なんとかしのぎつつ、5-2で投手交代し、後半に。
その後半の6,7,8回にも加点。
そして交代した1年生投手が、今大会ずっと特上の抑えの仕事をしてきている。
だから、安心して見ていられた。
【↑この選手】
ついに、9対2で勝利した。
本当に優勝するとは!!!
40年ほど前を考えると、信じられない。
かつてこの大会で優勝した、あの大スター「ミスター」も喜んでいた。
溝口監督は、22年間の会社生活を辞めて、3年前から母校の監督になったとのこと。
胴上げする選手たちも監督も、なんだかういういしかった。
自分もこのスタンドにいたかったなあ。
得点した時の、第一応援歌も懐かしく、思わず口ずさんでいたくらいだから…。
学生席には、結構年配の人も多かった。
私と同じような人には、優勝経験なんてなかなかなかったものなあ。
よかったね、歓喜のシーンに遭遇できて。
近ごろは、サッカーの新潟をはじめ、応援するところがなかなか勝てなかったので、さらにうれしかった。
めったにないことなので、家では、しっかり乾杯をしたのであった。
立教大学、全日本大学野球優勝、バンザイ! \(^o^)/