ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

まさか…最後の2分間で暗転

2015-07-12 14:16:00 | アルビレックス新潟
前回のエントリーで書いた期待感。
一日たって、今日は、挫折感いっぱいに変わってしまっている…。


さあ、後期開幕戦。
ホームで迎える。

場内にチームの心臓、レオ・シルバが姿を現すと、スタジアムには地響きのような歓声がわき起こった。

スターティングメンバーに名前があるのは、2か月ぶり。期待感が高まる。
こちらは、新発売のシーフードカレーイタリアンを大盛りで購入。

気合を入れる。

試合が始まると、新潟の選手たちは、期待した通り、すばらしいサッカーを見せてくれた。
接触を怖がらずに、ボールを持った相手選手にどんどん詰めていく。
復帰したレオ・シルバは、やはり存在感があるプレーぶり。
敵のチャンスの芽をことごとく摘んでいく。
いい試合となった。

ところが、互角で進んでいた前半30分。コーナーキックから相手に先制ゴールを決められてしまった。
前期は、先制されるとほとんど勝てなかった。
だから、また今日も負けてしまうのではないか。そんな予感がしてしまう。
しかし、その不安をすぐに一掃してくれるゴールが、わずか1分後に生まれた。
加藤大とのワンツーで、指宿の同点ゴールが決まったのだ。
そして、前半終盤の42分には、若干20歳の小泉が、J1リーグ初ゴールを決め、逆転。

今日は、最高の試合になる、と確信した。

後半になると、もう完璧に新潟のペースだった。
攻撃で、再三再四チャンスを作ったが、そのたびにゴールを割ることができず、歯がゆい思いをした。
それでも、鹿島のサポーター以外の24,316人の観客は、満足できる勝利となるだろう。
このままいけば、勝ち点3を得て、すばらしい後期のスタート。
そして降格圏脱出。
今後の試合がますます楽しみになる。
そんなことを思って見ていた。

やがて、ロスタイムの表示が…。
5分。
えっ???5分。
どうしてそんなに長いのか?
けがで倒れた選手もいないし、そんなにロスはないはずだが…???
…などと思いながら、試合終了のホイッスルを待っていた。
ところが、こともあろうに、ロスタイム4分になろうというところで、同点弾を決められてしまった。
なに~ィ、同点!?
こんなにいい試合をしながら、何をやってんだよォ…。
まだ、試合終了まであと1分ある。最後の望みをつないでほしい。
…ところが、ボールをつなぐのは鹿島。
5分のロスタイムが経過したところで、鹿島の選手が倒れながらシュート。
それがなんとアルビの選手の脚に当たって、ボールは、ゴールへ…。
悪夢の大逆転。
まもなくすぐに試合は終わった。

最高の試合が、最悪の試合に。
あと2分で勝利となる試合が、90+4分、90+6分の2ゴールで、大逆転負け。
勝ち点3どころか勝ち点1も逃し、17位も変わらず。
いいサッカーを見せていたので、後期はかなり上位に行くぞ、と期待感たっぷりだったのだが、最後の最後でとんでもない結末となってしまった。
ショックが大きい。
選手たちもショックだっただろうが、見ていた私たちも、昨夜から今日までなかなか立ち直れないでいる。

水曜日には、アウエー東京戦。
このショックから立ち直り、ロスタイム以前まで見せてくれていたあのすばらしい試合を展開し、再スタートを切ってほしい、と思うばかりだ。


コメント
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