御嶽山、被害広がる

　御嶽山の噴火で登山者の被害報道が少しづつ明らかにされている。

　自衛隊や消防、警察などの捜索では噴石で怪我をした人、煙で呼吸困難になった人、火山灰で埋まってしまった人などもいるようで、まだまだ発見されていない人もいる模様だ。

　この噴火が起こる前には微弱な地震もあったそうで、自治体には情報が提供されていたみたいだが、噴火の直近では地震も治まり、警戒態勢も解かれていたということだ。

　地震も津波も火山の噴火も集中豪雨も・・・。

　何で天災という奴は人智を超えたところで、これほどまでに猛威を揮うんだろう。

　突然襲ってきて、幸せに暮らしていた人の命を一瞬にして奪って行く。

　火事や交通事故など、犠牲者の過失がもとで起こってしまうものとは異なり、人間は自然に対して無力と言わざるを得ない。

　御嶽山のような活火山に登った人が悪いのか、噴火を予測できなかった人が悪いのか？？？

　危険にはできるだけ近づかないじいちゃんだが、それでもたまにはどっかへ遊びに行きたいと思う。

　御嶽山の頂上付近へ登山に行ってた人たちも、まさか自分の目の前で噴火が起こるとは思わなかっただろう。

　巨大な石が降ってきたり、熱風に追いかけられたり、必死に逃げ惑う人々の姿が想像できる。

　何とか逃げ延びた人は幸運だったが、石が体のどこかに当たってしまったり、熱風で息ができなかった人たちはそれこそ地獄だ。

　御嶽山だけじゃなく富士山だっていつ噴火するか分らない。

　人の渋滞ができるほど登山者がいる富士山で噴火が起こったらと思うと、空恐ろしい。

　世の中には危険がいっぱいだからと言って外に出ない訳にはいかない、外に出たらできるだけ危険な場所には近づかないようにと心がけてる本当に気の弱いじいちゃんです。