ラウンドアバウトの運用開始・・・

　聞きなれないかもしれませんが「ラウンドアバウト」という交差点が昨日運用が開始され、長野県で４か所設置されました。

　交差点を円形道路にして、信号がなくてもスムーズな移動ができるものでヨーロッパではよく見かけます（はじめてパリで見た時には何だか怖い印象を受けました）。

　昨日「ラウンドアバウト」を利用したドライバーは「入る時にいったん停止しないと怖い」とか「侵入しようとしたら速度を落としていない車と接触しそうになった」とか話しています。

　運転に慎重な、というよりこれまで「常に車は安全確認のために一旦停止しなければいけない」という教育と信号ばかりの道路構造のために日本のドライバーは燃費と時間的な効率を阻害されてきたことは間違いありません。

　行政機関もやっと欧米諸国の効率的な道路と比較して日本の道路構造に問題があると気付いたのか「ラウンドアバウト」構想を打ち出しましたが、これまで信号で管理されることに慣れ切ったドライバーに受け入れられるんでしょうか？

　特に、身勝手な運転をして「ウワアァ～」と思わせらるドライバーには気をつけなければいけません。

　「ラウンドアバウト」の精神は「ゆづりあい」だそうで、名古屋人にはなじめないかも（？）。

　「名古屋の運転は怖い」とあの「大阪のドライバー」がいうんですからね。

　こっちは大阪へ行くと「なんちゅう、運転じゃぁ～」と思うんですが・・・。

　信号交差点でもラウンドアバウトでも、無謀な運転をすれば事故は起きてしまいます。

　じいちゃんもこの歳になってやっとスピードの出し過ぎや無理な割り込みなんか絶対にしなくなりましたが、振り返ってみればストレスが溜まってカッカしてた時なんかは随分無茶な運転をしたこともあり、今になって反省しています。

　とにかく、日本では新しい「ラウンドアバウト」で事故の減少と効率化が図られ、全国に広まっていけばこんな良いことはないと思う次第であります。