朝日はやっぱり・・・

　従軍慰安婦強制連行問題の火付け役となり、数十年ぶりに記事を取り消したのに、国民に対して謝罪もしない朝日新聞・・・。

　この新聞にコラムを書いていたかの池上彰氏が自身のコラムに「朝日の従軍慰安婦問題」を載せようとしたところ「待った」がかかり、ご立腹のようです。

　彼が言うには「これまでコラムでは、様々な記事を取り上げて厳しい批評を自由に書いていたのに、この問題に待ったがかかったことはおかしく、これでは信頼関係が続かないので連載をやめたい」とおっしゃったそうな。

　大新聞社に対して「お見事です」と言いたいね。

　これまで多くの有識者が、あまりにもきつい政府批判や「あることないこと」をでっちあげ、まるで三流週刊誌のように記事を書く朝日新聞に対して批判的な意見を述べていましたが、特に「従軍慰安婦の強制連行」という「韓国」をツケあがらせるような記事を掲載して、日本国民が世界から非難されるようなもとを作ったのは、この大新聞社です。

　その後ＴＶで訳の分らないことばっかり言って共演者の集中砲火を浴びる田嶋陽子おばさんみたいな人が「さも慰安婦の強制連行があったこと」を強調したり（これも朝日の資料と出所は同じ：だから間違った解釈）して、どんなにまわりの人が「それは違う」と言っても自説を曲げようとしませんでした。

　私たちの社会というのは大きな声で主張すれば「嘘も誠」のように聞こえたり、面倒だから「そうですね」なんて認めちゃう風潮があります。

　暴力団の威嚇はやっぱり怖いし、政治家たちの公約も嘘と知りつつ投票してしまうこともあるでしょう。

　国民みんなが反対しそうな勢いの原発でも、経産省は電力会社だけに福島原発事故の責任を負わせるんじゃなく、国民に付けを回そうとしてるし、原発を稼働するための資金が電力会社で賄いきれない時は電気料金に上乗せして、国民に高い電気を買わせようと画策しています。

　これまで資源のない国日本では、安いエネルギーで動かせる原子力発電に頼らないと今後世界の工業生産戦争に勝てないと国（利権の絡んだ政治家たちと省益だけを考える官僚たち）は主張してきましたが、福島原発事故以来、国民には原発はメチャクチャお金のかかるもんだということが知れ渡ってしまいました（だからコソコソと委員会なんかで既成事実を作ろうとしてる）。

　そればかりでなく、ものすごく危険なもんであることも認識しちゃいました。

　朝日新聞の売上部数は、そんなこんなで毎年どんどん下がっているそうで、池上さんも「今回の件」で見切りをつけていい時期だと思ったんじゃないでしょうか。

　今日内閣改造が発表される安倍政権も、あんまりアホなことをしてると同じように「国民に見切り」をつけられちゃうんじゃないかと思います。