香川の移籍と本田のゴール！

　マンチェスターＵでは、監督の構想外でほとんど出番のなかったサッカー日本代表の香川が古巣のドルトムントに戻ることになりました。

　ブラジルＷ杯でも好調とは程遠く、病み上がりの本田とともに活躍することができませんでした。

　それもこれも場違いな移籍でマンチェスターＵなんぞという超名門クラブへ行って、なかなか出場機会が与えられず飼い殺しにされていたからです。

　古巣のドルトムントに戻れば出場機会も増えるだろうし、当然のことながら試合勘や肉体的な動きも精神状態も良くなってくるでしょう。

　日本代表監督もアギーレさんに代わったことだし、９月のチャレンジカップには召集されなかったので、このままじゃしっかり所属チームでアピールせんとず～っと代表から外されてしまうかもしれません。

　アギーレさんは、若手選手の起用も考えているようで、今回の招集には初参加の選手も国内組の選手もバランスよく集められています。

　それに彼が記者会見で話した言葉の中に「選手はゲームでは２分間しかボールを触っていない、私は残りの８８分間の動きを見て、選手を選ぶ」というもので、単純に得点能力だけ、守備能力だけが高くても招集しないと言っています。

　つまりは、９０分間フルに走る力と技術が伴い、攻撃も守備もできる選手を選ぶという意思がこの言葉に反映されています。

　これから４年かけてアギーレ・ジャパンのＷ杯へのチャレンジが始まります。

　本田も所属チームＡＣミランの開幕戦で今季初ゴールを挙げたようで、好調な滑り出しをしました。

　病が癒えて、本田の実力が発揮できるように祈りたいと思います。