マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

種明かし

2008年07月18日 | カメラ
今日は、午後1時頃に急に激しい雨が降ってきて、地面に水分を供給したかと思うと、直ぐ日射しが戻る、出入りの激しい天候でした。
昨夜は、凄く蒸し暑さを感じたのですが、今日もその流れを引き継いだ感じです。

クイズ風に言うと、昨日の種明かしはPLフィルターを使って撮影した、でした。
全く、クイズになっていないようなクイズでしたね。

高名な某風景写真家が、撮影には余計な細工をするなとフィルター類を使っての撮影を否定しておられました。
でも、このPLフィルターだけは積極的な使用を勧めておられました。
いささか矛盾をはらんだ発言なのですが、それだけこのPLフィルターと言うのは、麻薬のような作用を持ったフィルターですね。

一般的に、PLフィルターと言うのは撮影対象物の反射を除去して、撮影対象物をクリアにすると言われています。
自分の理解は、反射の除去と言うよりは、反射をコントロールすると言った方が正確だと思っています。

2枚並べた画像は、福島潟の蓮沼で撮影したコウホネの花です。
ちょうど日が傾き始めて、沼面に強烈な日射しが反射した逆光状態で撮影しました。
一枚はPLフィルターで反射を強調するように撮影した画像、もう一枚はPLフィルターで反射を除去したものです。
極端な状態を撮影しましたが、それだけにPLフィルターの効き目も劇的にあらわれます。

PLフィルターは所持はしているのですが、あまり使っていません。
まあ、一番の理由は、経済的な理由が大きいと思います。
中古レンズを考えなしに揃えたので、各レンズのフィルターサイズがバラバラな状態なのです。
このPLフィルター、麻薬のような効き目だけに、値段も高いんです。
サイズの大きなPLフィルターだと、下手な中古レンズを購入できるくらいの価格ですからね。

これだけデジタル技術が発達しているのだから、デジカメにデジタル処理のPLフィルター機能がついてくれないかな等と、たわいもないことを考えています。







反射の除去を一番弱くして撮影。




反射の除去を一番強くして撮影。
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