想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

言葉遣い

2012-09-11 20:55:36 | Weblog
最近、やたらと上司が言葉遣いに気をつけるようにと言っている。
きっと、何かあったんだろうけど。

自分は、
もちろん正しい日本語ではないかもしれなけれど、
丁寧な言葉遣いを心掛けている。

でも、
なんだろうか。親近感をはき違えてて、
患者さんに所謂タメ口を聞いている人も多い。
高齢の方に対して「おじいちゃん、おばぁちゃん」って言ったり。

その患者さんが今までどんな生活を送ってきたかなんてわからないし、
きっとプライドってあると思う。

上から目線になりがちな人も多くて、
何でだろなぁ。
思う事もしばしば。

少し前に、90歳代の女性が診察に来た。
診察室に入って貰う為に名前を呼ぶと
同じような歳の女性が並んでて、
皆が返事をした。

その光景がとてもキュートだったんだけど、一先ず
「あのー、ご本人様はどちらで…?」と聞くと
本人は「私。」、周りは「この人よっ」
みたいな感じでワイワイ、ガヤガヤ。
「他の方は、どういったご関係ですか?」と聞くと
「友達よっ」という。

本来、友達関係の人は診察室には入れないが本人が一緒に。というので、
3人入った。

患者さん本人は、
診察中の会話がとてもしっかりしていて、
どこか教養も感じられる人で、
(失礼な言い方だけど)高齢にしては凄いなぁという印象だった。
医師もそう感じたのか、仕事をしていたのかと聞くと

2人のギャラリー(笑)が、
「この人はね、看護総長だったのよ~。
んで、私達は婦長だったんだけど、
この人、とにかく怖くてねぇ。」

は、は~っ!
と印籠を見せられた町人(?)のように土下座しちゃいそうだったわよ。

やっぱり、そうなのよ。
普段から丁寧な言葉遣いを心掛けていてよかったなぁと思った、
忘れられない出来事の紹介デシタ。