想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

心をオニに…②

2010-01-07 22:03:29 | 家族
ミルク缶が空になった。
昨年の12月29日の就寝時分までだった。

一瞬、悩む。
しかし、31日からは年末年始で仕事は休みだ。
泣かれて、なかなか夜寝なくても、どうにかなりそうな気がする。
タイミング的にはバッチリではないか!

私は卒乳プロジェクトを実行する決断をしたのである。
ミルクは寝る前と夜中もしくは明け方、
休日の日中に1回飲んでいた感じだ。
今日はいつ起きるのか…。

息子は夜中の1時頃目覚める。
泣きながら、台所のある方へ指を差す。
案の定、ミルクをご所望だ。

戦いの始まりだ。
いつもだったら、はいはい。と抱っこしミルクを作りに台所へ。
しかし、今日の俺は一味違うぜ。
ってな訳で、半分?無視。

号泣する息子…。
しかも有に30分は過ぎている。
ミルクをあげれば泣き止むのはわかっている。
でもそれは出来ない。
ツライ…。

泣きじゃくる息子を見てしまうと
「こんなに泣かせてまで、必要な行為なのだろうか…?」
と気持ちが揺らぐ。
可哀相になり、涙が出そうになる。
いや、ダメだ。
このタイミングを逃してはいけないのである。

「(ミルクは)無いの。」
と私が首を振ると、言っている意味がわかったのか、
「うき~っ!!!」と
奇声を発し余計に怒る。
スゲー。言った事、解るんだ…と一瞬感心する。

暫くすると泣きじゃくった息子は疲れたのか、諦めたのか
ヒックヒック言いながら、また眠った。
初回は成功である。

年末年始中、昼間は飲まずに過ごせた。
起床時にミルクを欲しがった事もあるが、直ぐに朝食を食べさす。

毎日の就寝時、
同じようにミルクを欲しがり泣いていたが、
徐々に、欲しがっても直ぐに泣き止んだり、
欲しがらない日も出てきた。

すごいよ、マサルさん。じゃなくて、息子よ。
いい経過だ。

卒乳まであと少しだ。
頑張れ。(わ・た・し)