想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

寅年ですな

2010-01-01 01:49:02 | ロバの耳
あけまして
 おめでとう
ございます。

今年もよろしくお願いします。


新年そうそう、
年末の話をするのもどうかと思うが、
自分の備忘録として、許してくれたまえ。
一昨日、「最後の日」だったからサ…。

朝から、いつも通り事が進む。
しかし、徐々に勤務終了時間はやってくる。
頃合いを見て、同じく退職するKさんと挨拶廻りを始めた。

先ずは外来部門。
一番お世話になっているから、お礼のお菓子を持参した。
そうしたら、どうた?
いろんな人から逆に頂く事に…。
自分の中では予想外で、申し訳ないやら、嬉しいやらで…。
案の定、いかん…と思いつつ、やっぱり涙が。
そして病棟を済ませる。
みんな温かい言葉をかけてくれた(そりゃ、そうか?)

実は、私が尊敬するF医師は体調を崩し、入院中。
図々しくも、お部屋にへ伺う事にした。
F医師は思いの外お元気でらした。安心した。
退職の事を告げると、驚いていた。しかし、
「一番大変だった時に頑張ってくれたね。」
と優しく言葉をかけてくれた。

なんとなく離れ難くKさんと3人で他愛もない話をしていると、病室のドアをノックする音が。
入って来たのはY医師…。

ブログには登場していないが、Y医師も高齢の方。
とても穏やかで、スタッフみんなが癒されている。
同姓というのもあって、(一方的に)親近感がある。

だからかお別れするのが寂しくて、あまよくば、会わない方がいいかな?なんて
考えていたもんだから、先生のお顔を見て
「せんせぇ~。」と涙腺全開に。
Y医師も残念だよ、と身にあまるお言葉を頂き、
「新しい職場でも頑張って。」
と励ましてくれた。

あとは(一応)看護部長だね、と部長室へ行くが、
まぁ予想通り、形式的に終了。

部長室を後にすると、
近くに医局や院長や副院長の部屋があるためか、
またY医師にばったり…(あ、副院長なのよ)

「あはっ。また先生とお会いしちゃいましたね。」
とKさんと話かけると、おもむろに
「これお花代ね。」
とポチ袋?を私達に渡そうとするではないか。
私達は驚き、
「いえ、いえ。そんな…。」
と訳のわからない言葉を発する。
Y医師は
「お花代。でもちょっとだから」と。
なんだか、かなり失礼な表現だが、おじーちゃんに言われているような錯覚になり
とても愛おしくなってしまった。
そして、私達の白衣のポケットに無理矢理押し込みはじめた。
流石にこれ以上お断りしたら失礼だろうと、
有り難く頂戴する事にしたんだけど…。

大切に思ってくれていた事が、とても嬉しくてね…。
有難うございます。お世話になりました…。


そして、外来に戻り最後の挨拶。

そして更に最後に、仲良しメンバーで少し集まった。
なんか皆よそよそしい。
触れてしまうと泣いてしまいそうな感じだった。

それぞれがお礼の交換こ。
そして、皆で涙…。
なんか、卒業式みたい。

そうなのよ、本当に皆いい人達ばかり。
別れるのが寂しい。
でも現実問題、そうも言ってれない。
仲良しメンバーも数ヶ月後には退職予定だしネ。


皆さん、お世話になりました。
お体に気をつけて、お過ごしくださいね。
時々、食事会開きましょうね~。


追伸:Mさん、医師や外来スタッフが網羅されている、
メッセージ付きアルバム有難うございます!
とても素敵な思い出グッズになりました!