想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

気遣い

2009-11-27 00:12:26 | 家族
前回の医師の話は、
「人に対して気遣いを」
というような思いもあった。

しかし、娘はもっとチビの頃から人に気を遣う。
もちろん、大切な事だから
そういった気遣いはいつまでも忘れないでいて欲しい。

でも、たまーに、
「無理しなくていいのに…」
と思う事がある。


毎年恒例になりつつある、プリキュアの映画。
息子は、ばぁば宅でお留守番しててもらい、
娘と旦那と3人で行く予定だった。

しかし、見に行く当日。
息子が高熱を出した。
親が2人して出掛けられる筈もなく、
保育園で新型インフルの園児がいたようで、念のため調べて貰おうと、
受診班と映画班に分かれる事にした。

娘に聞いた。
「テッちゃん、お熱出ちゃったから、お医者さんに連れて行かないといけないの。
だから、3人では行かれなくなっちゃったんだ。
マチちゃんは、お父さんとお母さんとどっちと行きたい?」

すると娘は、
「テッちゃんは、お母さんがいいと思うから、私はお父さんと行ってくるよ。」
と言うではないか。

本心か確かめる為、私は伝える。
「テッちゃんはきっと、どっちでも平気だよ。
マチちゃんが誰と行きたいのか、言ってごらん。」
娘は、
「じゃあ、お母さんとがいい!!」

やっぱりである…。

健気というか、なんと言うか…。

受診班が、私でなければならない時は、
始めからその理由を伝え、
父親と行くよう、説得する予定だった。
でも今回は、その必要もなく、
だったら娘に決めて貰おうと思ったのに。

我慢すること、譲ること。
どちらも大切。

でも、
なんとなく今回の出来事は、
「別に気を遣わなくて、いーんだよ~。」
って、言ってしまいそうな出来事だったのである。