イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

フーコー万歳

2009年02月22日 10時27分30秒 | Weblog
金曜日の雨の日、本当に指がちぎれるかと思いました。

雨の中原付で出勤したのですが、

言葉では言い尽くせないほど指がかじかんで、
泣きたいような、もだえ苦しみたいような、
どうしようも表現のしようのない、辛さでした。

それでは今日のお題です。

それから、あれうまいよ。アラブのお菓子。
日本に売ってたら即買いますね。

ではどうぞ、

先日私は改めてフーコーの偉大さにしてやられてしまいました。

そして、あれほど構造主義を勉強したと言うのに、
いつしか、また私は私の価値観の中に全ての正義を見出そうとしていたことに
気がついたのです。

それはですね、

竹島における韓国側の対応をyoutubeで見たから。

私は何も韓国の態度を非難しようとしている訳ではないのです。

お互いの歴史認識はまるで違い、お互いのことを思っている感情も
まるで違っているのだ、と言うことをいいたいのです。

とかく私たちが陥りやすい過ちは、正しいと思い込んでいる価値観が
世界共通のものであろうと推測してしまうことです。

韓国の小学生たちがありありとした憎悪を持って
日本に対して敵意をむき出しにしながら
それを絵にしたため、さらにはその絵を駅に張り出し、
それが公然と認められる行為として、人々に認知されている
そのさまをyoutubeで見たとき私は愕然としました。
(この国において日本を非難することは、正しい行為のたぐいになるのか?)

私の思いと、韓国の人たちが日本に向ける思いにはこれほどの開きが
あったのかと、本当に打ちのめされてしまいました。

この動画を見たとき、

私の価値観をまず括弧の中に閉じ込めて
韓国の歴史を知っていかなければ、
なぜ日本に対してあれほどの憎悪をもって、
果ては教育の現場でまで、日本に対する
憎悪の教育が行われるのかを理解することは
できないなと、痛感させられました。

もちろんフーコーを学ばなければこのような発想には至らなかったでしょう。

たぶんあの動画を見たときも、まったく違う感情を持ってしまったことでしょう。

やはりフーコーはすばらしい。


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