文法は大切です。

英語の話でも。

たまに、

文法なんてものは気にすることはない、
むしろ、より多くの英語に触れることのほうが必要だ。

などという文章や、言葉を耳にすることがあります。

これは間違いなく、間違いです。

例えば、

美しく人だ。

この文章は変でしょう。

正しくは、美しい人だ。

この違いわかりますか。

美しく、というのは副詞です。副詞とは動詞を修飾する言葉です。

こんな風に使います。

美しく話す。つまり、「話す」という動詞を説明する言葉、それが副詞です。

では、美しいは？

これは形容詞でしょ。さて形容詞とはなんですか？

名詞を修飾するんですよね。

それじゃ、美しいの名詞は？

美しさ、です。



もちろん、
片言で必死に話しているのであれば
聞く人も察してくれるでしょう。
美しく人だ、と言ってもきっとわかってくれるでしょう。

しかし、いつまでたってもこんなレベルでは
話しているほうもあきれますよ。

文法をないがしろにする人は
いつまでたってもこのレベルから這い上がれない。

もし、這い上がりたいと真剣に思うのであれば、

品詞とは何かと言うところから

丁寧に、しかも国語の教科書の如くに書かれている

文法書を読むことをお勧めします。

そして、beautifulと beautifullyをごっちゃに使っていることの

おかしさを明確に知って欲しいですね。

文法は大切です。