イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

僕を喜ばす存在

2010年05月20日 19時14分34秒 | Weblog
末っ子の行動は本当に面白い。

お兄ちゃんは小学校六年生、かたや保育園の年長さん。

どうあがいても勝つことはできません。

だからですね、兄弟げんかなんかをしたときは決まって、

「お兄ちゃんのバカ」といった瞬間に僕か妻のところに駆けていくのです。

そりゃぁ、もう必死です。お父さんか、お母さんのところへ着く前に
お兄ちゃんに捕まってしまえば、後は泣かされる以外道はないのですから。
お兄ちゃんにしてみれば、まさに赤子の腕をひねるようなものです。

何とか無事にたどり着けると、「どうだ、来るならこい」みたいな目線で

お兄ちゃんを睨み付けるのですよ。それもグッと僕の服を強く握り締めながら。

ちょっと泣きそうな、でも強気な形相で睨み付けるのです。

そういうしぐさを見ていると、なんて可愛いやつなんだと
ぎゅっと抱きしめたくなりますよ。
頼られるって、親の最大の喜びかもしれない。


まぁ、でも大丈夫なんです。

子供はすぐ忘れるんです。興味が違うことに移った瞬間に

今までいがみ合ってたのがうそのように仲良くなって、

おでこつき合わせてワイワイ、キャッキャやってるのです。

子供は多いほうがいい。

そのほうが親は楽しい。

経済的には大変になっても、それを補って余りある幸福感をえられます。