断っておきますが、僕は重松清のファンです。
「疾走」
本の装丁からしてこれはタダモノではないかも知れぬと言う
読者ならではのワクワク感を駆り立てられました。
ブックオフで上下巻合わせて二百十円で売られているのを見つけたときは
狂喜乱舞しました。
(ファンと言うわりにはブックオフかい)
高鳴る期待を抑えながら僕は本を読み始めました。
そうして100ページほどきたところで読むのをやめてしまいました。
ひと言でいうと、この本は神の目目線で書かれています。
入り込めないのです。
主人公に感情移入して入り込もうかと思うと、
すーっと神の目目線の文章が現れて
せっかく入り込んだ感情から引きずり出されてしまうのです。
簡単に言いますと、
事の次第を、まるで箱庭で起きている出来事のように
覗き込んでいる語りべがいて、
その語りべにせっかく入り込んだ感情を
あなたも物語を除いているうちの一人ですよ、と言わんばかりに
本当に、すーっと現実に引き戻されるのです。
がっかりです。
こういう書き方だってあるとは思いますが、
僕には合いません。
仕方ない、口直しに流星ワゴンをもう一度読み返すとしますか。
あとけん玉やろうっと。
それでは、チャオ
「疾走」
本の装丁からしてこれはタダモノではないかも知れぬと言う
読者ならではのワクワク感を駆り立てられました。
ブックオフで上下巻合わせて二百十円で売られているのを見つけたときは
狂喜乱舞しました。
(ファンと言うわりにはブックオフかい)
高鳴る期待を抑えながら僕は本を読み始めました。
そうして100ページほどきたところで読むのをやめてしまいました。
ひと言でいうと、この本は神の目目線で書かれています。
入り込めないのです。
主人公に感情移入して入り込もうかと思うと、
すーっと神の目目線の文章が現れて
せっかく入り込んだ感情から引きずり出されてしまうのです。
簡単に言いますと、
事の次第を、まるで箱庭で起きている出来事のように
覗き込んでいる語りべがいて、
その語りべにせっかく入り込んだ感情を
あなたも物語を除いているうちの一人ですよ、と言わんばかりに
本当に、すーっと現実に引き戻されるのです。
がっかりです。
こういう書き方だってあるとは思いますが、
僕には合いません。
仕方ない、口直しに流星ワゴンをもう一度読み返すとしますか。
あとけん玉やろうっと。
それでは、チャオ