俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『カメラ撮影会のリベンジ』

2007-11-17 22:49:28 | Weblog
先週、川越での写真の撮影会に初めて参加を許されたのであります。30年ぶりの撮影会です。

しかしながら、前日の夜、小学生の遠足みたいに嬉しさのあまりつい痛飲してしまい、寝過ごしてしまったのです。
朝、ガバッと起きて時計を見たら11時15分、しまった!
13時の待ち合わせの本川越まではたっぷり2時間はかかる。絶体絶命のピンチだ。

寝ぼけ眼(まなこ)でメンバーの一人にすぐに電話をかけたが留守電音、二人目も呼び出し音は鳴っているのだが電話になかなか出てくれない。
やっと3人目の一番恐い方に繋がって、遅れることのお許しを頂いた。

少しほっとして、二日酔いのアルコールを抜くべく朝風呂に入り、ご飯を食べて、カメラの道具一式を揃えて出かけた時は、既に13時半。(*川越はサツマイモの産地で有名、栗(九里)より(四里)美味い「十三里半」はサツマイモのことを指す、九里と四里で十三里、それより上であると云う。13時半はそれに引っかけたなんて余裕は決して有りません。)
川越に着いたら15時30分、曇天のため、もう夕暮れのうす暗さ。

しょうがないので、開き直って電話でお許しを頂いて打ち上げの会場のうなぎやへ直行した。末席で小さくなってお詫びをしました。初参加なのに、本当に面目ない結果となってしまったのです。

     ☆      ☆       ☆       ☆

ワルポンとしても男の意地がある。リベンジだ!
テーマは再来年のカレンダーに使う縦使いの小江戸川越の景色。
先週周る予定の同じコースを撮り捲くるため、助手を連れて出かけました。秋晴れの良い天気、言い訳の出来ない撮影日和です。

川越城本丸御殿へ。5館共通入場券650円也を買って入館、一巡りしたがなかなか良いアングルが取れないので、外へ出て、御殿を撮ろうとカメラを構えるも、入り口には多くの昔美人がたむろして談笑を繰り返している。15分ほど待ったが人は増えるばかり、ついに諦めた。

続いて市立美術館に入り、北大路魯山人の企画展をみた。お釈迦様の「天上天下唯我独尊」と書かれた魯山人の掛け軸を見て、なんとなくワルポンも共感を覚え、うなづいて納得した。
隣の市立博物館との調和の取れたすばらしい建造物であったが、撮影の意欲が湧いてこないのは何故だ?

秋の日は短い。先を急いだ。

喜多院の客殿、書院(江戸城・紅葉山から家光誕生の別院を移築)からの庭園は紅葉真っ盛り、カメラに収めるべく人の途絶えるチャンスを窺って小一時間を要した。

さらに、先を急いで五百羅漢へ、辺りは既に夕闇が迫っていたので、申年の列の羅漢様を拝み、ワルポンにそっくりと先週みんなに言われた頭に手をやっている羅漢(子年の列)を拝んで引き上げた。

蔵の町並みの通りへ着いた時には陽はとっぷりと暮れて、店々は片付け始めていたし、多くの観光客と思しき人々は帰路についていた。

どこも観光客が多くてシャッターチャンスが少なく、ろくな写真が取れなかった。
しょうがないので、松江町のうなぎやに寄って飯を食って帰ってきた。

今日もリベンジにならなかったのです。


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