俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『房総半島は島だった』

2012-08-06 15:38:43 | 観光地
印西市木下(きおろし)に「木下万葉公園」があります。
小高い丘の全体が公園で、頂上に至る九十九折の散歩道のあちこちに、その名の通り沢山の和歌が書き記してあり、万葉の世界に出合うことが出来ます。

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その丘の両端に大きな断層が出ていて、中腹ぐらいには沢山の貝殻の詰まった層が目に飛び込んで来ます。
「木下貝層」と呼ばれ、平成14年3月19日、国指定天然記念物に指定されています。



約12~13何年前の関東平野は、「古東京湾」と呼ばれる大きな海が広がっていました。
当時の関東平野の姿です。



海の波や潮の流れによって貝殻が集められ堆積し、陸の隆起によって地上に現れたのです。
バカガイ、キオロシアサリ、サラガイ、タマキガイ、マメウラシマガイ、カシパンウニなどを見ることが出来ます。



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公園の頂上の広場には、向かって左側に秩父宮妃殿下お手植えのヒマラヤ杉が、右側に高松宮殿下お手植えの貝塚伊吹が植えてありました。
それを示す石柱への記載の位置は、右側に秩父宮妃殿下、左側に高松宮殿下で左右が逆でした。
この記載順序に何か特別の意味があるのかを考えましたが、結論から云えば、判りませんでした。

あら探しが得意でも、自分の写真の至らぬことには気が及びません。
これではフォトコン入選もおぼつきませんよ、ねェ・・・



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