俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『同義語・トイレ考』

2009-07-08 21:19:11 | Weblog
現在、リフォームの検討中であります。
家も20年を過ぎると、あちこちと故障や破損、傷みが出てくるものである。

人間だって同じである。
高血圧だの、高脂血症だの、前立腺肥大だのと、故障だらけ・・・ 随分と使い古したものであります。
かかり付けのお医者さんに、体の不調を尋ねる度に薬が増えて行きます。

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パナソニック電工、TOTOなどのショールームを何箇所か訊ねました。
何処も皆、人の良さそうなスタイルの良い別嬪さんの「アドバイザー」さんが親身になって応対してくれました。お風呂にしろ、キッチンにしろ、20年以上前の設備とは、驚くばかりに様変わりの進歩をしていました。

トイレも使用水量が5リットル以下で、昔の3分の1ぐらいで済むエコタイプです。
それに、全自動おそうじ「アラウーノ」とかの名称がついて、掃除の必要が無いらしいのです。

グレードの高い高品質のもの、多機能付きのもの、付属品もあれもこれもと、美人さんの進められるままに、ついつい見栄を張って見積に入れてもらいました。
結果、大変な金額になってしまいました。

ところで、トイレの呼び方ですが、「くつろぎのレストルーム」などと名付けられていて、たかがトイレですけれど、なんかしら夢一杯の気分になってしまいました。

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戦後も間もない頃、小学校では便所が一般的でした。もっと小さい頃は、ウンコ、ウンチ、クソじゃなかったかな? オマルも使いましたよね?
田舎じゃあ、閑所(かんじょ)と云う年寄りも居ましたし、厠(かわや)、雪隠(せっちん)とも云いました。

当然のことながら、汲み取り式で、“ぼっとん”などとも呼ばれていて、たまに「おつり」をもらうことも有りました。
汲み取りのバキュームカーが来ると、町じゅうが黄金の臭いに覆われました。

高度成長期に新しく出来た国鉄の駅に“WC”とあったのを、なんだ?何だ?と騒いだ覚えがあります。

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東京へ出て来たら、ラバトリーだとか、化粧室なども普通に使っていましたし、上品な方は「おトイレ」などとのたまっていました。

この頃になると水洗も大分増えていたのです。
勝手に考察いたしますと、便所までは汲み取り式で、WC、トイレ以降は水洗式になったのではないでしょうか?

今度、ショールームへ行ったら、あの美人のアドバイザーさんに聞いてみようーっと!

何?「お前みたいな下品な奴、相手にしてくれない」って・・・


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