俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『にほんの里 100選 〔Ⅱ〕』

2009-04-04 21:39:05 | Weblog
「にほんの里 100選」は、朝日新聞と森林文化協会が公募した日本全国4,474件の中から100箇所選ばれて、今年の1月6日に発表された里山、里海です。

前々回のブログで、千葉県内の「にほんの里 100選」の「結縁寺」についてご報告させて頂きましたけれども、実は千葉県内にはもう一つ有りましたので行って参りました。

別にワルポンは朝日新聞社の回し者でも、宣伝を依頼されている者でもありませんけれど、千葉県から二つ選出されていて、もう一つを紹介しない訳に行かないじゃあないですか。

☆       ☆       ☆       ☆

その「平久里下(へぐりしも)」は、南房総市にあります。
南房総市と云っても初めて聞かれる方もおられると思いますし、千葉県の南の方にあるのだろうと漠然とは思われるかも知れません。

房総半島南端の館山市を除いた安房郡の富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町の7町村が「平成の大合併」で2006年3月20日に合併して誕生した新しい市です。
「平久里下」は旧・富山町(とみやままち)に有ります。

道順は館山自動車道の鋸南富山ICを下りて、国道127号を館山方面へ下り、JR内房線・岩井駅の手前から県道89号に左折し、道の駅「富楽里とみやま」を右に見ながら進みます。「平久里中」で右折して県道88号を三芳・館山方面へ向かい、数キロで到着です。

☆       ☆       ☆       ☆

「平久里下」の里から西方には、「南総里見八犬伝」で有名な「富山(とみさん)」が横たわり、富山の中腹には伏姫と八房の「籠窟」が作られていて観光地になっています。

北方には、尖頭のそびえる伊予ヶ岳が間近に見られ、いずれの山も標高300mちょっとしかありませんが、里から見上げるとアルプスを彷彿(ほうふつ)とさせるなかなかの迫力です。

里は、沢山のビニールハウスが建っていて野菜たちが出荷を待っているようでしたし、田圃では、ちょうど田おこしが盛んに行われていて、直(じき)に田植えが始まる勢いでした。

でも、そんな人間の営みも大自然の中に溶け込んでいて、日本の「ふるさと」の原風景に出会えたようでした。
のんびりと平穏な悠久の時が流れ行く里の一コマに、しばし茫然と佇んで「夕日」の傾く様を飽かず眺めておりました。

     ♪~ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む
          ぎんぎんぎらぎら日が沈む~
       まっかっかっか~ 空の雲
          みんなのお顔もまっかっか~
       ぎんぎんぎらぎら日が沈む~♪

嗚呼~! にほんの里「平久里下」・・・ 



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