説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

説教要旨

2012-01-05 17:25:24 | 聖書の言葉
2011年12月25日  説教要旨 使徒の働き16章25~26節
パウロとシラスは神に従い、ヨーロッパの街ピリピに宣教にきますが、無実の罪で訴えられムチ打たれて牢獄につながれてしまいます。しかし、その場所で彼らは主を賛美し、礼拝していきました。そのとき、大地震とともに扉が全部開いて、みなのクサリが解けてしまうという奇跡がおこり、その事を通して看守と看守の家族が救われ、洗礼をうけることができました。
35~40節をみると、パウロはローマ市民権を持っており、それを最初から主張すればムチ打たれることもなく、牢獄に入れられることもありませんでした。しかし、おそらくパウロは神に示されて自分の権利を主張せず、あえて苦しみを受けていったことがわかります。神に従った結果、ピリピの街で神が最も救いたいと願っていた人々が救われることができたのです。私たちも理不尽な扱いを受けたり、無実なのに疑われたり訴えられたりすることがあるときに、主が導かれるなら、あえて自分の正しさや権利を主張するのではなく、主にゆだねていきましょう。そしてそのところで主を礼拝し、賛美を捧げていきましょう。そのとき神の逆転がなされ、救いたい方々に届くことができ、神の計画が大きく開かれていきます。
今年、神の計画に従い、神の奇跡、栄光を見る者とさせていただきましょう。

写真は西坂の丘、二十六聖人のレリーフ