2011年4月17日 説教要旨 ローマ人への手紙1章15~17節
(15~16)十字架を通し、信じる者は救われるという福音を神は与えてくださいました。どの国の人でも救われるのです。神が一方的にくださった福音です。私たちの国籍は天にあります。天国人として歩むことをなしていきましょう。
(17)福音の内に神の義が示されています。ご自分が聖く、正しく、愛であり、全知全能であることを私たちに啓示しておられます。以前のパウロは行いによって義を得ようとしていました。自分が良い行いをするならば恵みを受ける‥というのは、自分の義に立っていることになります。しかし、神の義はイエス・キリストが私たちの罪のために十字架にかかられたことを信じる信仰を通し、神に正しいと認められます。「信じる」ことがポイントであり、中心です。今週は受難週です。信仰によって救われるためにイエス・キリストが来て下さったことを覚えていきましょう。
(使徒15:7~12)パリサイ人がクリスチャンに割礼を受けさせるべきだと言った時、パウロは律法はキリストに導く養育係だと言いました。罪を自覚させるのが律法です。私たちは恵みによって救われたことをはっきりと覚える必要があります。逆戻りさせてはなりません。
神の義に立つ必要があります。感謝、悔い改め、教会に行く、聞き従う、告白する、このことをなしていく時、私たちは信仰を用いて歩んでいることになります。恵みによって歩む時、神は働かれます。一人一人神の方を選ぶこと、信仰によって歩むことをさらになしていきましょう。神は信仰に働かれ、わざをなしていかれるのです。
(文責・木本)