説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

恐れてはならない

2013-09-29 20:38:45 | 聖書の言葉
2013年9月15日 説教箇所 マタイの福音書10章24~33節
弟子はその師にまさらず、しもべはその主人にまさりません。弟子がその師のようになれたら十分だし、しもべがその主人のようになれたら十分です。彼らは家長をベルゼブルと呼ぶぐらいですから、ましてその家族の者のことは、何と呼ぶでしょう。
だから、彼らを恐れてはいけません。おおわれているもので、現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはありません。
わたしが暗やみであなたがたに話すことを明るみで言いなさい。また、あなたがたが耳もとで聞くことを屋上で言い広めなさい。
からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。
また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。
ですから、わたしを人の前で認める者はみな、わたしも、天におられるわたしの父の前でその人を認めます。
しかし、人の前でわたしを知らないと言うような者なら、わたしも天におられるわたしの父の前で、そんな者は知らないと言います。


福音と迫害

2013-09-27 20:33:18 | 説教要旨
2013年9月15日 説教要旨 マタイの福音書10章16~23節
(16)イエスは弟子たちに、まずユダヤ人に伝道するように命じられました。そして、それは羊を狼の中に送り出すようなもので「蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。」、つまり、ただ正直であればいいというのではなく、見分け知恵を用いよ、そして神に対しては素直であれと語られました。
(17~18)警告された迫害が始まるから用心せよとイエスは弟子たちに語られました。日本は今自由に礼拝出来ていますが、そういう国は少なく信仰ゆえに迫害されている国が多いのです。弟子たちも10人は殉教し、ユダは裏切り、ヨハネはパトモスに島流しとなりました。前もって迫害が来ると語られていたのです。また、この終わりの時にも大きな迫害が起こることが黙示録に書かれています。神にある備えをなしていきましょう。けれどもこの迫害も神の計画の中にあります。イエスのことを証する時となるからです。これから日本においても多くの人が救われてきますが、迫害もやって来ます。私たちはどこにいてもイエスの証をする使命があることを覚えていきましょう。
(ローマ10:8~15)「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」という素晴らしい恵みがありますが、宣べ伝える人がいなければ聞けません。神はイエス・キリストの十字架、福音を語り、証する人を喜ばれ祝福されます。(マタイ10:19~20)捕まった時にどう弁明したらよいかと心配しなくてよい、神が語るべきことを教えられると語られました。主に頼る時、証をする力が与えられます。インターネットで、また海外宣教で‥といろいろな方法で証が語られています。インターネットの働きも大きく進んでいます。これからたくさんの人々が救われてきます。(21~22)神に従う時すべての人に憎まれ、そして家族の中でも迫害を受けます。クリスチャンは人々に憎まれますが、憎んだその人はその前に神に対してぶつかっているということを覚えておきましょう。福音を語らないなら迫害やぶつかりは起こりません。神に従う人が迫害を受けるのです。けれどもその中で神の力はあらわされます。
26聖人もイエスを宣べ伝えたゆえに捕まり殉教しましたが、彼らは死を臆せず最後までイエスに従いました。イエスを第一とする時、困難の中に入りますが、そのことを通して神の勝利はあらわされます。(23)ある町で迫害されても、また次の町に行って福音を宣べ伝えなさいと語られました。神のみこころは福音を伝えることです。そして、福音を伝える人を神は豊かに祝福されます。(文責・木本)

イスラエルチーム