2015年12月20日 説教要旨
使徒の働き20章31~38節
(31)パウロは「目を覚ましていなさい。」と警告しています。それはエペソの教会を荒らす者が起こるから注意していなさいと教えているのです。神は前もって問題を教え、備えを与えられました。神は私たちの終末の時代に関しても目を覚ましているように命じておられます。それは主が来られる備えをし、迫害や困難の中でも信仰に立ち、感謝をし、主に従うためです。備えなしで患難時代に入ることの無いよう、携挙のことや終末のことを正しく捉え、信仰を実践していきましょう。
(32)みことばが私たちを成長させてくれます。また、信仰が強められることを通して、神の計画に預かり、神の働きに預かる者となっていきます。みことばを読み、実践しましょう。(33~34)パウロは天幕作りという仕事をしながら、福音宣教をしていきました。それは自分を支え、他の人々を助けるためでした。(35)そして労苦して弱い者を助けなければならないことを身をもって実践していました。エペソの人々はパウロの言葉と共に、彼がみことばに生きているのを見ていました。人々は私たちクリスチャンのことばと共に、どう生きているのかを見ています。私たちは口先だけのものではなく、みことばを実践する者になることを求めましょう。また、「受けるより与える方が幸いです」と言っています。私たちは人々に与え、神に与える(捧げる)時、逆に神から多くのものを受けます。また、お金に関して言うならば、什一献金は重要です。神が祝福するか試してみよとも書かれています。それほど、神に捧げることは、確かな祝福を伴うものなのです。まず、神の国と神の義を求めていきましょう。(36~38)パウロは自分がもう二度と戻って来れないことを知っていました。彼はエルサレムで捉えられてローマに行き、そこで殉教したと言われています。しかし、彼はエルサレムに向かっていきました。それが彼に対する神のご計画だったからです。神は私たちに最善の計画をもって導いておられます。そして、「世に勝つ」と語られています。ですから、みこころの道には神の特別な守りや祝福を用意しておられます。どんなに困難な時代になっても神の約束は変わらないのです。その主に信頼して信仰の歩み、聞き従いの歩みを全うしていきましょう。