いよいよ東の空で大谷投手と渚が火花を散らす。
球界の常識を覆す挑戦、野球少年に大きな夢を与えようと試行錯誤してる大谷選手。
「打者に専念すべきだ」、「いや投手に・・・」、「このままでは両方とも中途半端に終わる」そんな陳腐な言葉は踏み潰してしまえ!
常識をぶち破る挑戦が楽しみです。
怪我が怖い?故障が心配だ?そんな余計な心配してるような選手はハナっから通用しない。
無謀だろうが何だろうが挑戦してる選手を応援するのは楽しみだ。
もう一つ楽しみなのがガッキーのスライダー。
まるで空気を引き裂くかのように・・・
まるで空気の壁にブチ当たり直角に曲がってるんじゃないのか?ってぐらい鋭いスライダーが好きなのである。
ここ数年くすぶり続けていた新垣投手、スライダーイップスにでもなってるんじゃないの?ってぐらい見る影もなかった。
ワイルドピッチの数が増えて行くほどに勝てなくなっていた。
が・・・・そんなカンケねぇー!って投げりゃいいのに。
オレの役目はスライダーで空振りを取ることだ!そのボールを止めるのはキャッチャー、お前の役目だ!そんぐらい開き直った投球が出来れば・・・。
もう一度鋭角に曲がり落ちる『渚のスライダー』が見たい。
あともう一度見たいのが元・中日の今中投手のカーブ。
今中投手が投げるボールの軌道だけ重力が変わるかのように、そのボールはどこまでも遅く、どこまでもゆっくりと曲がり落ちる芸術品のようなボール。
そして元オリ・星野王子様の120キロ台のストレート。
『いてまえ打線』の中軸を担っていた中村紀洋、タフィ・ローズが「星野のボールは速かったと」証言。
全盛期の清原選手も「星野さんのストレートが一番打ちにくい」と言っていたボール。
ちなみに通算奪三振数も2,041個と歴代18位を誇る。
「ピッチャーはスピードじゃないよ。いかにバッターに振らせないかだよ!」そんな言葉が聞こえてきそうなボールが好きだった。
さぁ、いよいよプレイボール!
大谷投手よ!ソフバ打線をキリキリ舞いさせてくれ!口煩い評論家を黙らせてくれ!
渚投手!スライダーで三振の山を築いてこいっ!(ってか、渚投手の左打者の懐をエグるスライダーを打者・大谷がどう捌くかも見たかったんだが)
う~ん、どちらも勝たせたい。
でも・・・きょうは1-0、大谷投手の完封劇にしよう。
見たい・・・が見れない。
なんせ今日はチョイと季節外れの『伊勢海老のフルコース』なのである。
おそらく2時間後には伊勢海老の殻がネクタイで巻かれているであろう。いや、自ら巻いているだろう。
情けない。
つい先日、68歳の現役マスターズ選手を見て、「オレも痩せよう。もう一度鍛え直そう」そう固く誓ったハズなのに・・・。
人は伊勢海老の魅力の前ではなんと無力なんだろうか。