花の姿に寄せて (1)

2020年04月23日 | 日記
4月初め

日と花と月


今年初めての開花のチューリップ。

いつも通る道沿いに咲き始めた
たんぽぽやウマノアシガタ。

7日19時過ぎ、窓から見た山の端から出たばかりの月。ちょっと霞んでおぼろ月でした。翌日は満月と聞いていたので、名前としては小望月(こもちづき)でしょうか。

朧月といえば〜菜の花♪
庭の葉牡丹の花の薹はこうなりました。



↓冬の間、鞘のままだった空色の花の種。ある朝、風が急に吹いてきて一斉に飛び出しました。


  
空色の花の種とはブルースターの種で、星型の青い花が咲くオキシペタラムのことです。



↑右に左に風の吹くまま、綿毛がなびき煌いて見えました。

↓の上のハート形の花は、華鬘草(ケマンソウ)です。

室町時代に入ってきたとか。又の名は
鯛釣り草(タイツリソウ)

先端部の白いところに種が出来ます。

下左は濃朱のゼラニウムと下右はバラの蕾


14日 快晴で空気が澄み、木々の緑が輝いて見えました。


この4月からさらに、目に見えぬウイルスの拡大防止が急務となりました。

広い地球といえど、瞬く間に広がっていくのを目の当たりしました。疫病は歴史の上でも繰り返し人は流行に晒されることも改めて報道等で知りました。そしてその最前線で立ち向かう人々の尽力と苦闘を知ると感謝でいっぱいになり、身の引き締まる思いです。不要不急の外出を控えて、この時期を乗り越えていきたいです。

千変万化は世の常ですが、自分が出来ることで今を生かしたいです。

すっくと立つ 咲く花の姿 




追記 〜ごまんとある漢字の中の〜「明」〜

日と月で明。日偏は太陽の形だとばかり思っていましたが、ちょっと検索すると意外な偏の囧があることがわかりました。それで明という漢字の成り立ちを改めて漢字辞典で見ると

月と、日(ひかり) または、
囧〈あかるい〉を合わせて
月のあかるい意。いずれものちに明と書かれ
ひろく、あきらかの意に用いる。
『標準漢和辞典』旺文社

 囧はまどのかたち。
窓から差し込む月の明かりから
〈あかるい〉の意味になった。
『漢字の本 2年生』偕成社

使った中高生向けの漢和辞典には
日本の常用漢字は2136( 音2352 訓2036)
の他に人名用漢字や学習、社会生活に必要な漢字、異字体 旧字体を含めて5000字 4万語が収録されていました。

中国の漢字自体は異字体を含めると十何万もあるそうで調べてみると驚くばかりでした💦


心を明らめる 

この明らめるは、心を晴れやかにする。
気持ちを晴れやかにする
という意味です。
  
背筋を伸ばし、晴れやかに生きたい今です。